命のなまえ～ちょこちゃん～

名前決め

主人が賛成してくれたこともあり

3人の子供達の名前は私が提案しました

3番目の娘が男の子だとしたらつけたであろう名前を白い子猫ちゃんの呼び名にしていたので

そのまま この子猫にも使おうと考えていたところ

長男が

「茶色…チョコレート…あ、ちょこはどう？」






え～と最初は思ったけど

白い胸毛はバニラアイスみたいだし

手のしましま(ばあちゃん曰くしましま手袋)はキャラメルソースみたいだし

しっぽのしましまはパリパリチョコレートみたい



娘もなんとなく食べ物に

だんだんチョコっぽくなってきた？ので

ハイ決定～





みんな大好きなチョコだしね

よろしくねちょこちゃん


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プロローグ～ようこそ我が家へ～

自分が物心つくかつかない頃 短期間だけシャム猫を飼っていたことがあり

耳をひっくり返してみたり 抱っこしたり 記憶も少しだけあります

小学生の頃 とにかく 生き物を飼いたくて仕方なかった時に

たまたま巣から落ちていた雀を保護し

餌をあげて育てようと試みましたが 数日後
力尽きてしまいました

小さな小さな命が燃え尽きる瞬間を目の当たりにして

ショックがあまりにも大きく もう2度と生き物を飼うのをやめようと思いました

生と死と向き合うこと 今ある命を大切にすること

思いやること 責任を持つこと 相手の立場になり物事を考えること


そもそも 生き物を飼うって人間のエゴなのか？

動物にとって幸せって？

そう考える自分が間違いなのか？

生き物と共存する覚悟もルールも持たないまま
いい大人になってしまった自分が 恥ずかしい

遅ればせながら 自分と 子供達と 一つの命と向き合うことを決意しました

猫の成長はあっというまです

一瞬も見逃さないよう 書き留めておきたいと思います

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段ボールを開けて 子猫ちゃんとご対面

ビクビクしている様子です

そりゃそうだよね見知らぬお家に見知らぬ人

ぴょこぴょこ歩く姿が可愛くて みんなメロメロ



親 兄弟と離れ ひとりぼっち？のこの子を
守るんだという気持ち

新しい家族

子供達 もちろん自分もですが 今まで考えつかなかった感情が自然に生まれます

人として未熟かもしれない

この子にとってどうかなんて正直わからない

ただ、ただ 大切にしたい

巡り会えた命

いろんな思い出を作っていきたいです



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