Nikomat FT2

カメラを修理していただきました。

と、その前に記録として。昨日コロナウィルスの1回目ワクチン接種に行ってきました。
集団接種、場所は平体育館。注射自体は痛くもかゆくもなかったのですが、その夜目を覚ますと左を向いて寝られないほど腕が痛い！
これを書いている今現在はほとんど痛みも無くなったのでまだ接種されていない方はご安心ください。

で、今日の本題（こっちの方がどうでもいい話ですが）
久しぶりに父親のNikomat FT2を引っ張り出したところファインダーがゴミだらけなのに気が付きました。
古いカメラの宿命でしょうか、モルト劣化によるものであることがすぐにわかったので新潟の本間カメラサービスさんに修理依頼。今日帰ってきました。

ぴかぴか。モルトも新品でとても気持ちがいいです。フイルムの巻き上げが物凄く軽くなり、シャッター音もとても軽い感じがします。


父にカメラを貸してくれ！　とお願いすると貸してくれたのはこのNikomat。F2は絶対に貸してくれなかった。今ではその理由がよくわかります。

このカメラは軍艦部は非常にシンプル。

シャッターボタンと巻き上げレバーしかない。
（昔は必ず自分のものには自分の名前を書いたもんです。テープライターが懐かしい！）

しかもシャッタースピードはレンズの基部にあるというカッコ悪さ。


ASA(ISO)設定はレバーの先端を引っ張って行います。


F2みたいに軍艦部でシャッタースピード変えたい！　F2カッコいい！　今ではいい思い出です。

貸してくれるときにつけてくれたのはこのレンズ

ヨンサンパーロク。当時は　「ずーむれんず貸してやっから！」　と得意げな父の姿を思い出します。

このカメラ、藪の奥では数千円で手に入るようですね。でも手元のカメラはそれ以上お金をかけても惜しくない思い出のカメラです。
フイルムがある限りは写真が撮れる。機械式カメラの良いところ。来年あたりF2も本間カメラサービスさんにお願いしようと思っています。

久しぶりにネオパンSSSでも買って写真撮りに行こうかな。