普段は日程更新のみのブログですが、ステイホーム&夏休みにつき、記事を書きます。
※いろいろな選手を見てきた上での個人的な見解です。
競技かるたをやる上で、身長は高い方が有利か低い方が有利か。
結論から言うと
160〜170センチくらいがベストではないかと思います。
スポーツは全般的に背が高い方が有利な傾向にありますが、競技かるたにおいてはそこまで身長は必要ありません
身長が高く、リーチが長いと敵陣まで楽に届いて良いなと思うかもしれませんが、その分、自陣を取る際に詰まります。
また、手を伸ばすだけで届く分、体重移動が疎かになる傾向にあります。
身長が低く、リーチが短いと咄嗟に敵陣に手が届かなかったり、敵陣取る際により体力を消耗します
反面、小回りが効き、体重移動を普段からしっかりしてるため、身体の使い方が上手い選手が多いように感じます。
一長一短でどちらが強いとも言い切れません。
私の同級生にA級で188センチの選手がいましたが、87センチという競技線は彼にとって窮屈そうにも見えました。
高校時代の我がかるた部エースは148センチしかありませんでしたが、非常に身体の使い方がうまく、彼女には毎回ボコボコにされた記憶しかありません。
冒頭の「160〜170センチ」については、歴代の名人やクイーン、そして私の尊敬する超A級選手にそのくらいの選手が多いためです。
身長問わず、強い選手に共通して言えることは、
身体の使い方が上手い
自分に合った身体の使い方を知っている
だと思います。
小さい頃に競技かるたを始めた皆さん、きちんと体重移動して身体の使い方を覚えましよう
成長とともにいろいろな身体の使い方を覚え、身体が出来上がる頃にはベストな答えが出ていることでしょう
既に体が出来上がってからかるたを始めたみなさん、身長の高さに驕らず、身長の低さに悲観せず
しっかり身体を使いましょう。
手だけで取るのはあまり良くありません。
次回は、競技かるたと運動神経について書こうかと思います。