原田マハさん、お名前は以前から知って気になる作家さんのひとりだった。
初読み作品は「常設展示室」です。
先ずは表紙が気に入った
この表紙の画像は:
👆2011年京都で開催されたフェルメール展の時のブログです。
《デルフトの眺望》1660~61年頃
マウリッツハイス美術館(オランダ)の所蔵。
* * *
こんな雰囲気で名画を観賞したいナ、との思いで手に取ったこの作品。
「アート小説」というジャンルの有ることを初めて知った。
全部で六つの物語からなる短編小説集。
絵画や画家との「出会い」、人との出会い、仕事との出会いなど
さまざまな「出会い」の物語。そしてそれらとの時を経た「再開」
の物語だ。
以前はキュレーターとして働いていたマハさんは「絵画」を
その作品を生み出す画家や所有している人、そしてそれらの
作品「絵画」を商品として使う画商の人々など。
絵を取り巻く人々の情熱や愛着、そしてビジネスとして扱う人の
冷静で現実的な部分もこの作品にはあふれ出ているようだ。
ボクも「絵」が好きで10年くらい前まで全国各地の美術館巡りを
愉しんでいたので興味深々で読み終えることが出来た。
* * *
いつか終わる恋をしていた私。
不意の病で人生の選択を迫られた娘。
忘れられないあの人の記憶を胸に秘めてきた彼女。
運命に悩みながら美術館を訪れた人々の未来を。
一枚の絵が切り開いてくれたーーーーー
足を運べばいつでも会える常設展は、
今日もあなたを待っている。
ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、
マティス、東山魁夷・・・
実在する6枚の絵画が物語を豊かに彩る、
極上のアート短編集。。。
* * *
マハさんがお仕事でオランダに滞在中に父親の死の知らせを
受けて帰国までの僅かな時間にフェルメールのあの有名な
「青いターバンの少女」だったかな・・・の作品に合いに行ったが
人が多くてゆっくり近くで会うことが出来なく帰ろうかと思って
フト展示室の反対側の窓から外を見たときにこの本の表紙を飾っている
「デフォルトの眺望」を眺めたそうですが、
ホントかな・・・信じましょう!!
表紙、オランダの美術館ですね、館内での
写真撮影は世界のほとんどの国ではOKなのに日本の美術館はダメのようですね。
これ、絵もステキだけど館内雰囲気がまたとても感じがいいようですね、木製の床の
ようだし腰壁のデザインも雰囲気出てますね。
こんな処でゆっくり名画を眺めたいな!
「楽園のカンヴァス」は未読です。
マハさんの作品を少し読みたくて初期の作品「フーテンのマハ」を読んでます。
「アート小説」とはかけ離れて少々フザケタ(笑)内容で「常設・・」で描いたイメージが少し崩れそうだよ。
多作なんで、よく吟味してポチしまきゃ。
読書ノートはPC使うようになってから書いてません。漢字は忘れるし字は下手になるし、PCは人間「バカ」になるよ(笑)
13日が漢検のテストんなんだ。次も次もあるからリラックスして臨んでくださいね。応援してます。
「常設展示室」の表紙のデザイン、落ち着いていて素敵ですね~。まだ読んでないのです。
マハさんは「楽園のカンヴァス」がうろ覚えですがとっても良かった記憶があります。
「常設~」もぜひ読みたいです。
今年はノートに丁寧に読書感想を書こうと思っています。パピーさんは紙媒体で読書記録って書いていますか?
2月13日に長崎市で漢検を受けてきます。まだ100点いけばいいかな?。。という感じです。いつも温かい言葉ありがとうございます^^。