2012年が開けました。今年一年が皆さまにとって、良き年でありますように。
そして、世界が平和で、日本の国が穏やかな一年でありますように。
前回のクリスマス茶会に引き続き、岡山後楽園のお庭茶会です。今回は年が改まって新春『はつはるの会』、行って来ました。
ここ、後楽園もお正月気分がいっぱい。
さすが、正月は3日、たくさんの来園者で賑っていました。今日の茶席は、正門を入って右手、鶴鳴館にて開催です。
学生さん主催のお茶会らしい案内看板ですね。
玄関を入ると左手に受付があります。着もの姿の女学生さんが二人、門松の模型が飾られた受付台で迎えてくれます。
受付を済ませ、お茶席券を頂き、会場へと進みます。今日は広い目の会場のようです。
参加者皆さんがこの赤い毛氈に着座すれば、もう茶会の始まりです。先ず、半東さんのお正月らしいご挨拶を頂戴します。
釜の前では、お点前さんの準備が始まっています。今日のお菓子が菓子器に入って廻ってきます。
菓子箸で懐紙にお菓子を一つ頂きます。丹頂鶴が描かれたお茶席券も可愛いでしょう。
今日のお茶席券とお菓子です。翠の松を模ったお正月らしいお饅頭でした。美味しく頂いている間に、お点前が始まっています。今日のお点前さんはこの大学茶道部OBの方だそうです。
やがて、温かいお抹茶がお運びさんの手によって運ばれてきます。いいですね!
新しい年の明けに頂く、温かいお抹茶はとっても美味しかったですよ。
さて、半東さんの説明で、今日のお床を拝見させて頂きます。
御軸は京都大徳寺管長筆の「瑞雲」、香合は後楽園陶の干支卵、お花は「鶯かぐら」と「あけぼの椿」、そして花入が青磁だったと思います。会記が無かったので間違っているかも・・・。
続いて、お道具の拝見です。
最後に、再び半東さんのお礼のご挨拶を頂き本日のお茶会はお開きとなりました。
鶴鳴館を出て、南隣の延養亭へと向かいました。この建物は園内で最も重要な建物で普段は内部を公開していません。往時はここで藩主が静養したり、賓客の接待所としたそうです。
この日は建物内でご覧のような、囃子初春演奏会が開演されていました。
笛・太鼓・鼓・三味線などの楽器であでやかな演奏がお正月の雰囲気を一層盛り上げてくれていましたね。望月太津囃子桜友会のみなさんだそうです。
さらに、お正月気分を充分に味わいながら園内をひと回りして帰路につきました。
梅林の梅は蕾がほんの少し膨らんでいましたよ。春の小さな便りでしょうか・・・
沢の池では白いゆりかもめちゃんが大勢で楽しそうにお正月を遊んでいる風景も見ることが出来ました。
今日はここまでにしましょう。この後は、ウオーキングで街中へ、そしてお決まりのちょっと遅めのランチを頂きました。お茶会には全く似合わないランチ故、カットです。
半東さんもお運びさんも可愛らしいお嬢さんですね。美味しいお茶がより一層美味しかったことでしょう♪^^
お道具のお茶碗(多分、萩焼?)ステキです!
パピーさんがお使いのお茶碗も抹茶の翠が映える器ですね。何だか美味しいお茶を点てて飲みたい気分です。
お茶も素敵、お道具も素敵、それにお世話
下さる学生さんがステキ。
こころ温まるひと時を過ごして来ました。
ただ、このUPがタイミング外れで拙いですね。
主夫は、年末・年始と何かと忙しくってネ。
お茶、なさいますか、あの着もの姿で・・・
絵になるでしょうね。
コメントありがとう
岡山県の後楽園は有名ですが、行ったことがないので、興味深く拝見しています。
お茶会は、ずいぶんと行っていません。長時間座ることが苦痛になりました。
優雅な写真と紹介をありがとうございました。
時々、立ち寄りますので、今年もよろしくお願いします。
mixiから寄らせて頂きました。
だって、ボクの大好きなフェルメールを
語って居られたもので、飛び込みましたよ。
海外はよく行かれている様子、岡山後楽園
は未だですか、残念だな~。
でも、早速に訪問頂き感謝しています。
kanonさんとはウフル時代から随分細くて
長いお付き合いですね。
今年もよろしくお願いします。
コメントありがとう
いつか機会があったらこういったお茶会に参加してみたいです
設えも お召し物も晴れやかで 一服がさぞや美味しかったことでしょう
お囃子の皆様の正装に このお囃子の格式の高さを感じました
流石 天下の名園での催し物 ひととき楽しませていただきました
ありがとうございました
そうですね、このような普段着茶会は少ない
かもしれませんよ。
zuzuさんは、歴史フアンさんでしたよね。
秀吉と利休の関係から光秀や当時の物語に
は、ちょくちょくとお茶席の場面が出て来ます
よね。あの狭い茶室がこういった武将たちの
密談の場面にもなったのでしょう。
コメントありがとう
一枚一枚のお写真もとてもすてきでございますす。
ご紹介のお言葉も温かで易しくていいですね♪
ありがとうございました
ございます。
お粗末なお茶席ですが、ボクにはピッタリ
なんですよ。岡山の風景は殊のほか郷愁を
誘うかもしれませんね。
お囃子のことはよく解らないんです。普通は
他の芸の裏方さんのようなことが多いですよね
こんなに表舞台に出るってこと珍しいので
しょうか・・・
お忙しい中、コメントありがとう
いつもayaさんの詩で癒されています。
この日は、お茶席の素敵な雰囲気に
癒されました。
このお茶会、緊張しなくっていいのが
最高です。
ayaさんに「言葉」を褒められたら次回から
大変だな~(笑)
コメントありがとう