老いの坂道(パピー)

楽しい心で歳を取り、働きたいけど休み、喋りたいけど黙る。
そんな気持ちで送る趣味を中心に日々の一端を書き留めています。

春を待つ

2024-02-17 | 日記

厳しかった寒さも少しは和らいできたようですね。

家から少し山を登ったところにある黄色い蝋梅が

咲き始めていました。春を告げてくれている小声が

耳に響いてくるような花色でした。

遠ざかっていたブログも春と共に少しづつ再開

したい今日この頃です。

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読書日記も久しくUPしてなかったので読んだ本も

随分たまっているようでした。

今回はその一つ

生物学者の”小林武彦”さんの作品です。

『生物はなぜ死ぬのか』(再読本です)

確か昨年の今頃読んだと思います。

『全ての生き物は、「死ぬため」に生まれてくるーーー』

ちょっとショッキングなフレーズに惹かれて手にした覚えがあります。

でも詳細はほとんど忘れました(笑)

ボクを惹きつけた作品の一節を紹介しますネ

「歳を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、20代の頃の

ように飛んだり跳ねたり、破目を外したりはできなくなります。

細かい字を読むのに苦労するようになり、シワも白髪も増えてきます。

知り合いが亡くなったりすると、寂しさに加えて、「自分の番が

近づいているんな」と心細くなったりもします。

そうした加齢による肉体や心の変化は、やむを得ないことだと

わかっていても、ポジティブに捉えることはなかなか難しい

ものです。若い頃を懐かしく思い、老化した身体を愁うことも

あるでしょう。身近な人の死に直面して、悲しみに暮れることも

あるでしょう。老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、

私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在

しています。

なぜ、私たちは死ななければならないのでしょうか?

この疑問に対する答えがこの本の真のテーマかもしれないナ。。。

「死」は「世代継承」することに大きな意味があるのです

死んで次の世代(例えば子孫)にバトンを引き継ぐことで世の中は

回っているのでしょう。世の進歩・発展もこの世代継承に

よって進むのではないだろうか・・・

古い世代の人たちがいつまでものさばっている世界、例えば

某国の国会議事堂の中の世界などがそうですよネ!

長老さん、早く死んで次の世代にバトンを渡してください。

なんて言ったら叱られるだろうか。。。

私たちは次の世代のために死ななければならない。

 

 

 

 

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