2015年3月の読書メーターより
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:904ページ
ナイス数:101ナイス
凍りついた香り (幻冬舎文庫)の感想
何故か突然に自殺した「調香師」だった恋人の足跡を辿る謎解
きの物語。小川さんの物語ってよく珍しい職業の人が登場しま
すね。
恋人の生まれ故郷そして恋人が参加した数学の世界大会会場の
プラハといった二つの場面が交互に語られます。
「数学」に係る作品も多いようですね。
小川さんは自分は数学は苦手だったというようなことを語らて
たけどきっと学生時代は数学は得意科目じゃなかったかな・・・。
最後の孔雀の心臓の「標本」も何かの作品のキーワードになっ
てましたね。
この作品はミステリ小説でしょうか。
意外な終末がステキな作品だった。
読了日:3月25日 著者:小川洋子
腰痛持ちにとってはリアルな痛みの表現ひとつひとつに、そう
なんだよな・・・この痛みなんだよな~、なんて変に納得。
その日の症状を記録する「痛み日記」から始まり、どんな薬も
効果がない。
骨は異常なく、年齢の標準よりきれい。
原因不明の痛みに眠れない夜が重なる・・・
病むことは孤独だと思う。
さすが小説家、痛みのリアルな表現がズバリ当てはる。
そして行きついたところ、それは「抑制された内なる魂の叫び
だった」。
三年間の地獄の責め苦は、指一本ふれられずに完治した。
『心因性疼痛障害』(心身症)の実態を知る機会になった。
読了日:3月15日 著者:夏樹静子
富士日記(中)を読了。
(下巻)の間(昭和44年6月10日~7月4日)に夫武田奏淳氏と
その友人竹内好氏のロシアへの旅に同行した時の旅日記。
当時のロシアの風物が克明にそして伸びやかに記されている。
会員募集の旅のようで参加した総勢10人の人間描写が二人の文
学者の旅の肖像と同時に綴られているところも、百合子さんの
屈託ない穏やかさが漂う素晴らしい紀行文学だった。
日々の食事内容や出費の明細など、いかにも主婦らしい一面も
また楽しい。
読売文学賞受賞作。
いよいよ富士日記(下)を読まなければ・・・
読了日:3月5日 著者:武田百合子
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やっぱり読書日記は読んだ都度一冊ずつブログUPするのが
いいようだな。
なにしろ読メの感想文は260文字という制限があるので非常に
書きにくいです。でも、文章を簡潔にまとめるよい練習にはなる
だろうな。
今日も朝から雨がしとしと。
今年の春の到来はどうもすっきりした天候に恵まれないようですね。
こういった雨の日は腰痛が酷いです。
椅子に座っているのが苦痛!
足も痛い。不整脈も最近は多いようだ。
明日から三日間病院通いが続く、いやだな!
なんだか病院へ行くために生きているような・・・
生きるために病院へ行くのが本来なんだよな・・・
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洗濯機止まったかな・・・雨の中洗濯してます。
□ 昨日の散歩歩数:3369歩 □
足が痛くて歩くのが辛い!
「凍りついた香り」・・むかし、読んだ記憶があります。
たしか、調香師の恋人が無水エタノールみたいなのを
飲んで自殺してしまうお話でしたよね?
独特の小川節にくらくらうっとりした覚えがあります。
「椅子がこわい」・・ほうう。心因性疼痛障害ですかー。私も左足がしびれて痛くて整骨院に行ったら、軽いヘルニアと診断されてしまいました とほほ。毎日5キロウオーキングしてたけど、ちっとも良くなりませんでしたよ。。今は歩いてません(笑)。
病院通いって憂鬱ですよね、私も持病のため死ぬまで3週間に一度の病院通いですよ。
パピーさんも苦しいでしょうね・・。
はやく、パピーさんが楽になりますように!!
お読みになったんですね。
最近は独特な静謐さを持った小川ワールドに
すっかり魅せられています。
亡くなった恋人の足跡を辿るストーリ、読んで
ドキドキしました(笑)
ボクにもかってそのような体験があったもので(笑)
毎日5キロの歩きですか。よく頑張られましたね。
わかさんはまだお若いからいいけど、歳を重ねる
前から「歩くこと」は健康にとってもいいそうですよ。
一日一万歩なんていいますよね。高齢者は7000歩
でいいそうだけど、未達の連続です(今日は5198歩)
わかさんは家事の合間に読書と仰ってますが、かなり
速読家のようですね。うらやましいな~まあ、歳だから
仕方ないか(笑)
今日はコメントどうもありがとう♪
私も本を読まないと・・・
つくづく思います(^^)