~御剱祭 南方山(通称 南方位山)とは ③ ~
その後の有名な川中島合戦の際にも、本陣を構えた
関山でこの「倶利伽羅不動尊御旗」を捧持しており、
拝礼して戦に臨み、見事勝利したといいます。
春日山に帰城した謙信公は、林泉寺6世天室和尚に
このありがたい「倶利伽羅不動尊御旗」のご開眼を仰せ
付けられました。
その後も出陣の度に捧げ持ち、功績を幾度と重ねました。
また、永禄年間の春日山城南の火災では、本丸に火が
入ろうとした時、倶利伽羅不動尊が現れ、風向きが変わり
どしゃ降りの雨が降り、ひと時に火が消え収まったり、
その後の天正3年の大干ばつの際も、飛山の滝壺に
「倶利伽羅不動尊御旗」を捧げ持ち祈願すると、龍王が
水をまきあげ、その量越後7郡は言うに及ばず近隣の国に
まで及び、五穀豊穣となったそうです。
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