カタスミ

『ラン』森絵都著

友達に借りたのですが
最初花の話かと思ったw
マラソンの話ですた^^;

大まかに言いますと
死んだ家族に会う事ができる『レーン越え』
その為に必要な体力と脚力を鍛える為
マラソンを始める主人公とマラソン仲間の
笑いあり涙ありのお話です。

主人公がマラソン始めるまでがダラダラしてて
なかなか読み進まなかったのですが
ドコロさんが出てきた辺りから徐々に面白くなってきました。
ドコロさん、最初外国人かと思っちゃったよw
日本人と分かった地点で私の中のイメージが竹中直人で固まりましたw

マラソンのメンバーはなかなか個性的で
読んでいてくすりと笑えるシーンや
最後の方は結構泣いちゃったりで
読み進めるうちにどんどん面白くなってきました。

環と大島君は付き合ってんの?とか
ハタ君の告白の行方は?とか
フルマラソン完走できたの?とか
結局ほどんどが結果分からずで終わりますが
その方が死から生に目を向けた主人公が際立ってよかった。
生きてく上で、結果は未知数みたいな感じで。

読み終えた後はとても爽やかな気持ちになれました。
やっぱ何かに打ち込むのはいいもんだ。
最近さっぱりそういうものがなくなってしまったので
なんだかとっても羨ましい限りでした。

面白くなるまでが結構グダグダしていたので
星は3.5くらいです。
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