カタスミ

A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー

交通事故で死んだ男が幽霊となり彷徨う話。
以下ネタバレあり。





















ほとんど台詞がなく、とても静か。
場面場面が非常に長く、何この静止画…みたいなシーンも多々あり。
思わず静止ボタン押しちゃったかと思って確認したわ。
夫婦二人で寝ているシーンも、家が写ってるシーンも、
遺体が寝台に寝かせられているシーンも、
奥さんがなんか食べてるシーンも長すぎてきつい。
このシーンそんないる?
台詞が全然無いのに、途中で出てくるモブおっさん死ぬほどしゃべってて笑ったw
でもこのおっさんの台詞もこんなにいる?って思った。

死んでしまった夫が、遺体にかけられたシーツをまとって幽霊になるのですが
いつの間にやら目の所に穴開けてて笑ってしまったw
奥さんのいる家に戻り、ずっとそばにいるのですが
そのうち奥さんは1枚のメモを残して引っ越してしまう。
しかし夫幽霊は奥さんには憑いていかず、柱の隙間に隠されたメモを見る為その家で粘る。
その間にも次々と別の人達がこの家に住み、気付いたら背景が変わっているので
時間の経過は割と面白い見せ方だなぁと思った。
次の家族の時にすげぇお皿割り出して、ポルターガイスト起こってるぅ!!
幽霊のくせにこんなに物理干渉できるの?(笑)

どんどん住人は入れ替わり、何年経ったか分からないくらい経ってしまうが
奥さんが家に残したメモを見る為にずっと粘り続ける夫幽霊。
しかしとうとう家は取り壊されてしまう。
見ている時は廃材が運ばれてどっかに移動したと思ったけど
あの高層ビルってあの土地なんですね。
結局夫幽霊はずっとあの土地にいるのな。
そこにできた高層ビルから飛び降りるとなぜか過去に戻っている夫幽霊。
幽霊は時空も飛び越えられるのだ…
戻った土地に何年もたたずんでいたら、いつの間にやら家が建っており
生きている頃の自分と奥さんが家にやってきて住み始める。
おっと、同じ魂が2つある矛盾~!!
ただ、映画冒頭の謎のピアノ音とかは実は幽霊になった自分でした、って種明かしがあり
なるほどねぇ…と思った。
結局後からやってきた夫も幽霊になり
いつの間にやら夫幽霊2体になっとるやんけぇ~…
それでもメモが見たい最初の夫幽霊。
奥さんが隠した後すぐにメモを引き出して見た瞬間消えてしまった。
これは、最初は奥さんに寄り添っていたけど、途中からメモを見る事に目的が移っており、
メモを見た事で成就されて成仏したって事なのかなぁ。
エンドロールが無音なのもなかなか斬新である。

奥さんが出て行ってからはそれなりに見れたし
最後の方のオチはまぁまぁ面白かったけど
とにかくワンシーンワンシーンが長すぎて…
1時間半くらいしかない映画なのに
どうでも良いシーンが結構あって
多分ストーリーだけだともっと短いと思う。
冗長にも程がある。
もう少し上手い事編集したらもうちょっと面白かったかも。
星は2.9。
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