カタスミ

『第三の時効』横山秀夫著

F県警強行犯シリーズの第一弾、短編集という事で読んでみました。
以下ネタバレあり。

















くせ者揃いのF県警強行犯、話ごとに登場人物が変わり
いろいろな視点で話が進みます。
やっぱ基本的にはこの作者の話は渋いっつーか、ハードボイルドって感じで。
事件を解決していくのは一般的な推理物と変わらないですが
そこに渋さが加わる。
事件自体もどんでん返しもあってなかなか読ませてきます。
一番良かったのは囚人のジレンマって話かな~?
事件解決と共に、泣かせてきやがるぜ…いい話じゃねーか…
一番好きなキャラは矢代かな?
へらへらしているけど実は重い過去があって、
切れてもすぐへらへらに戻るけど、笑いは仮面みたな…
他のキャラもなかなか個性あふれる面々でした。

短編なのでめっちゃ面白い!って事はないんですが
そこそこ読ませてくれます。
星は3つ。
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