カタスミ

『封神演義(中)』安能務訳

さて、前回に引き続き封神演義の感想です。
以下ネタバレあり。


































殷の太師で聞仲って言うラスボスみたいなやつがいるのですが
これを中盤でやっつけちゃって
その後に土行孫と鄧蝉玉の話持ってくるの
今読んでみるとすごい構成だと思う…
聞仲との超シリアスな激闘をやった後で
土行孫の立派な『宝貝』で鄧蝉玉を手籠めにするという
エロ同人みたいな話持ってくるのってどうなの…(笑)
確かにシリアス続きだと疲れるけど
緩急つけすぎではないか?www
後楊戩が竜吉公主のところに迷い込む話も
前は気づいてなかったけど、あ、これやっちまってるわwってなったわwww
仙人なのにそう言う事ばっかじゃねぇかこの話!(笑)
まぁ、戦いよりそっちの話の方が面白いけどwww

聞仲編はいろいろな陣が出てくるんだけど
いまいち説明されても想像できなくて
適当に読み流しちゃうわな…
本当に無駄な犠牲出すのやめてほしいし
無駄な犠牲と分かっていながら先陣切るやつらは何なのさ…
崑崙の仙人はほんとロクな奴らじゃねぇわ…

中巻はシリアスエピソードからゆるゆるエピソードまでを
なかなか面白い感じで散りばめられていて
ふぇぇええってなりました(笑)
ほんと、聞仲のあとの土行孫はなかなかやりおるわ…
星は4つです。
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