カタスミ

『四捨五入殺人事件』井上ひさし著

前に読んだ『十二人の手紙』がまぁまぁ面白かったので
読んで見ました。以下ネタバレあり。




















大嵐の日に講演旅行で訪れていた作家二人が
旅先の橋が落ちてしまい、ド田舎に取り残されてしまう。
泊まった旅館で殺人事件が起き、一人の作家が容疑者に。
もう一人の作家が自身の推理を展開していく。

みたいな話。
閉じ込めらる系ミステリ大好きなので読んで見たけど
あんまり面白くなかった…^^;
やっぱ設定が古いのかねぇ。
旅館にあるストリッパーがお偉い先生をおもてなしって…
今どき有り得ないよねぇ…
おっさんの気持ち悪いセクハラ発言もあっちこっちに登場して
うぇ…ってなりましたわww

旅館のおかみとその妹が殺されるのですが
最終的にこれはお芝居で、おかみと妹は同一人物、
妹という人間は存在しない事が分かるのですが、
この妹が破天荒でやたらめったら脱ぎたがる人で、
なんでおかみはこの人物になろうと思ったのだろうか…
別に裸にならなくても良くない…?ただの露出狂??

当時の農業問題とかを定義したかった話なのかもしれんが
話を読んでしばらく経ってから思い起こすと
ストリップしか思い出せません^^;
古い作品だから仕方ないけど、どうにも古くささ満載の
いまいちなお話でした。
星は2.8。
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