カタスミ

『脳男』首藤瓜於著

江戸川乱歩賞受賞作、と言う文句に惹かれて購入しましたが、
正直微妙でした。

頭脳は抜群に優れているが、感情が伴わない男、鈴木。
キャラの設定は面白いんですが
いまいち生かし切れていないような気が…
もっと冷淡なキャラでもよかったような。
一度見たものは絶対に忘れない頭脳を持っているのに
覚醒以前のものは全く覚えていないというのは矛盾のような気がしないでもない。

そして、最初の爆弾事件から、その種明かしまでの間が空きすぎて
すっかり忘れていたという…
鈴木と言いうキャラの説明が長すぎたなぁ。
正直、そんな事件そういやあったけ?レベルになってました^^;

物語の起伏があまりないような気がするので
次!どうなるの!?的な欲求は全くなかったです。
時間つぶし用にゆっくり読む分にはちょうどよかったかも。

お話の面白さ的には星2つです。
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