悲しみ国のお姫様、
ションボリーヌは、いつも憂鬱。
いつも悲しくて、涙を流しています。
「どうしてこんなに寂しいの・・・
どうして私はひとりぼっちなの・・・」
ションボリーヌ姫は悲しみ過ぎて、
だんだん身体も細くなり、
病気がちになりました。
このままでは命も危ない。
王様は、ションボリーヌ姫を助けるために、
各地から医者や魔女を呼びました。
いろんなお医者さんや魔女がやってきては、
ションボリーヌ姫に薬を飲ませたり、
楽しませたり。
だけれど、姫はいっとき元気になっても、
またすぐにしょんぼりしてしまいます。
王様が焦った時、
魔法使いイラットさんが現れました。
イラットさんは、魔法の杖をひとふり。
ションボリーヌ姫に魔法をかけました。
「イライラララララライライ」
するとどうでしょう。
しょんぼりしていたお姫様は、
たちまちイライラモード。
イライラ暴走機関車になって、
走り出したのです!
「もう!寝てばかりでイライラする〜
お城もほこりまみれでイライラする〜」
ションボリーヌ姫はモップを持って、
お城中を駆け巡り、
あちこちぴっかぴかに。
それを見て召使いも大慌て。
お姫様にそんなことをさせて、と大臣には怒られるし、
みんな釣られてイライライラ。
国民みんながイッライラ
イライラしながら、みんなでお城のお掃除をして、
やがてお城はピッカピカ。
そうして、国中がピカピカになった頃、
ピッカリ光るお城の輝きで、
イラットさんの魔法は解けました。
イライラが解けても、お城中のピカピカの光で、
ションボリーヌ姫は、ニコニコ毎日お掃除して暮らしました。
イライラでなくピカピカになった「悲しみ国」は、
やがて、
「輝き国」と呼ばれるようになったそうです。
おしまい。
えっと。
まず、
一昨日「めんどくさいオバケちゃん」のお話を書いて、
その翌日、意図せずして、
別の意味の「めんどくさい」母のお話を書いてしまい、
それ以来、
「めんどくさいオバちゃん」と読んでしまっている自分に、
深くお詫び申し上げます
(オバちゃんって誰よ。母か?自分か??)
まあそんなこんなで始終、
いろいろイライラしてる私なんでした
あんまりイライラするんでね、
どうしたもんかなあと、一日考えてた昨日なんですが、
夜になって、
わたし、気づいちゃったんです!
イライラしてる時、
自己否定感、感じてる暇がないってことに!
自己否定感が強まり過ぎると、
本当にしんどい
ま、イライラも続くとかなりしんどいですけども
もしかして、
ひとつの感情に囚われすぎてる時って、
別の感情から解放されてるのかも?って。
怒りに囚われてる時は苦しいけれど、
悲しみを感じる暇はないかも。
逆に、不安や悲しみの時は、
人に腹を立てる余裕はないかも。
人それぞれ、
「いや、そんなことない。
私はイライラも自己否定もある!」
と思われるかもしれないですが、
全く同じ瞬間には、
別の感情はお休みしてるかもしれません。
ま、当てはまらないなあって思っても、
イライラわたしの戯言と思って、
ゆる〜く聞き流してくださいませ
とりあえずですね、
なんか、そんなふうに、
イライラすることで、
「自己否定」から守ってもらってるのかも?
って思うと、ちょっと楽になったんでした
苦しいほどの一つの自分の「感情」に囚われている時、
実は、
他の「感情」から守ってもらってるのかもしれません。
と言うお話でした。
まあ、築50年の実家は、
掃除頑張ってもピッカピカにはなりませんでしたけどね
ピ。くらい??
まあ、「ピ。」の中で、
イライラ母娘は、饅頭食べて、少し笑って過ごしたのでした。
おしまい(2回目)
昨日頑張りすぎた(?)ので、
今日は疲れ果ててて
冷蔵庫のお掃除をほんのちょっぴりだけやっつけました
今日のお写真は、少し前のものですが、
枯れ芙蓉って言うのかな??
こんなにほとんど枯れてるのに、
「え?みんなもう枯れちゃった??」
ってびっくりしたように咲いているのが可愛かったです