昨日は久々に超絶二日酔いで
この件については
おいおい日記に書こうとは思いつつ
今日は真面目に本の話を!
池井戸潤「七つの会議」

いや~~!すっごく面白かったです!!
一つの会社が舞台で
そに勤める人たちや下請けさん達の話なのだけど
嫌な奴もいっぱい出てきて
でも、その嫌な奴にも家族がいて
少年時代があって今があって、
その場その場をみんな一生懸命生きていて、深いです。
私も頑張るぞ~!って元気になる1冊です。
好きな一節があります。
この本に出てくる
窓際に追いやられてしまった男の人が主人公の一節。
「部下は、ふたり。二十七歳の使えない男と、三十二歳の気の利かない女だ。
どちらも、驚くほど仕事ができない。」
ひどい悪口なのに詩的で感動しちゃいました。
自分も言われてそう。
しかし
登場人物が多すぎて
本の中でも名前が覚えらず
「あれ?この人って誰だっけ?」って
自分の物忘れのひどさが悲しくもありました。

今まで読んだ本の中で
5本の指に入る好きな本です。
また読もう。
★★★★★