近代麻雀 2015年04月15日号
鉄鳴きの麒麟児
よりもが山にいると読んだ桐谷は凄いけど、先に和了れるかどうかはただの運。
……なんて思っていたら、リズちゃんが同じ事を言い、それを豪野プロが否定してくれた。
豪野プロは言う。
麻雀は積み木ではなく積み重ねだと。
それまで積み重ねてきた一打一打の小さな差が、ここぞという場面で決め手になったりするのだと。
山の中に一番先に積まれていたのは、猿田さんの和了牌だった。
しかし、その牌は見るからに猿田さんに危険で、店長によって止められてしまう。
そして数巡後、再び聴牌した店長の打牌選択肢は、、、の4種。
この中では変わらず猿田さんに危険だし、を切ってしまうと役なし聴牌。
一方で、桐谷と猿田さんはを先切りしている上、リーチ後にはが通っている。
おまけに役アリのままのノベタンに受けられると来れば、以外を切る理由はない。
でも、そのこそが桐谷の当たり牌。
特に店長を見誤らせたのは、桐谷がをノータイムで切った事だった。
店長は、絶対和了らなくてはならないこの局面での形からノータイムでを先切り出来るハズがないと考えたが、桐谷の一打は更にその上をいくからのノータイム先切り。
たかがノータイム、されどノータイム。
些細な事ではあるが、豪野プロの言葉を裏付ける様に、それこそが勝負の明暗を分ける鍵となった。
このカブキング最強決定戦、最後の最後まで説得力があって本当に面白かった。
さて、最初の約束通り、勝っても負けても桐谷は出禁。
歌舞伎町第一の雀荘「カブキング」を制して、次回へと続く。
どうやら、この作品は次号も掲載されるらしい。
今回が最終回じゃなくて一安心。胸を撫で下ろした。
むこうぶち
前回の、
この状況から和了れるとしたら七対子くらいかと思っていたら、
まさかの一通、それも嵌待ちには驚かされた。
が切りきれなかったとはいえ、あの手が混一色が付かない和了形になるとは。
それはそれとして、安永も秀も結局この日はマイナスだったのか。
客を長く生かすのは良いけど、二人の勝負はどっちが勝ったんだろ?
無法地帯の賭博師モリソン
左手で包丁を掴んだのに、右手から血が……。
赤鬼哭いた
ええっ!?
チョーケン、良い奴だったのに、本当に身代わり出頭して逮捕されちゃったの?
てっきり、利用しようとした奴が痛い目に遭うものだと思っていたので、意外な展開。
もしかしたら、チョーケンの後輩とは次回以降に勝負する事になるのかな?
でも、主人公が余計な事をしたら、それはチョーケンの意思を踏み躙る事になっちゃう?
LOST 失踪者たち
おお、再登場だ。
このまま連載してくれると嬉しい。
今回は、老人が倒して見せたを主人公が狙い撃つ話。
本来は胸糞悪くなる話なのかも知れないけど、何故かこの主人公を悪く言う気にはならないんだよね。
勿論、それは老人の自業自得だからという事もあるけれど、自分を「ゲス野郎」と蔑みつつも、生きるために為すべき事を為す主人公に、何処かプロフェッショナルな雰囲気を感じるからだろうか? 知らんけど。
鉄鳴きの麒麟児
よりもが山にいると読んだ桐谷は凄いけど、先に和了れるかどうかはただの運。
……なんて思っていたら、リズちゃんが同じ事を言い、それを豪野プロが否定してくれた。
豪野プロは言う。
麻雀は積み木ではなく積み重ねだと。
それまで積み重ねてきた一打一打の小さな差が、ここぞという場面で決め手になったりするのだと。
山の中に一番先に積まれていたのは、猿田さんの和了牌だった。
しかし、その牌は見るからに猿田さんに危険で、店長によって止められてしまう。
そして数巡後、再び聴牌した店長の打牌選択肢は、、、の4種。
この中では変わらず猿田さんに危険だし、を切ってしまうと役なし聴牌。
一方で、桐谷と猿田さんはを先切りしている上、リーチ後にはが通っている。
おまけに役アリのままのノベタンに受けられると来れば、以外を切る理由はない。
でも、そのこそが桐谷の当たり牌。
特に店長を見誤らせたのは、桐谷がをノータイムで切った事だった。
店長は、絶対和了らなくてはならないこの局面での形からノータイムでを先切り出来るハズがないと考えたが、桐谷の一打は更にその上をいくからのノータイム先切り。
たかがノータイム、されどノータイム。
些細な事ではあるが、豪野プロの言葉を裏付ける様に、それこそが勝負の明暗を分ける鍵となった。
このカブキング最強決定戦、最後の最後まで説得力があって本当に面白かった。
さて、最初の約束通り、勝っても負けても桐谷は出禁。
歌舞伎町第一の雀荘「カブキング」を制して、次回へと続く。
どうやら、この作品は次号も掲載されるらしい。
今回が最終回じゃなくて一安心。胸を撫で下ろした。
むこうぶち
前回の、
この状況から和了れるとしたら七対子くらいかと思っていたら、
まさかの一通、それも嵌待ちには驚かされた。
が切りきれなかったとはいえ、あの手が混一色が付かない和了形になるとは。
それはそれとして、安永も秀も結局この日はマイナスだったのか。
客を長く生かすのは良いけど、二人の勝負はどっちが勝ったんだろ?
無法地帯の賭博師モリソン
左手で包丁を掴んだのに、右手から血が……。
赤鬼哭いた
ええっ!?
チョーケン、良い奴だったのに、本当に身代わり出頭して逮捕されちゃったの?
てっきり、利用しようとした奴が痛い目に遭うものだと思っていたので、意外な展開。
もしかしたら、チョーケンの後輩とは次回以降に勝負する事になるのかな?
でも、主人公が余計な事をしたら、それはチョーケンの意思を踏み躙る事になっちゃう?
LOST 失踪者たち
おお、再登場だ。
このまま連載してくれると嬉しい。
今回は、老人が倒して見せたを主人公が狙い撃つ話。
本来は胸糞悪くなる話なのかも知れないけど、何故かこの主人公を悪く言う気にはならないんだよね。
勿論、それは老人の自業自得だからという事もあるけれど、自分を「ゲス野郎」と蔑みつつも、生きるために為すべき事を為す主人公に、何処かプロフェッショナルな雰囲気を感じるからだろうか? 知らんけど。
江戸川エドガワさんの絵は本当に魅力的だなーと再実感。
毎回安定して面白いとは思いますが、感想となると特に書く事が思い浮かびません。