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近代麻雀 感想

2015-03-31 22:08:23 | 近代麻雀
近代麻雀 2015年04月15日号


鉄鳴きの麒麟児

 よりもが山にいると読んだ桐谷は凄いけど、先に和了れるかどうかはただの運。

 ……なんて思っていたら、リズちゃんが同じ事を言い、それを豪野プロが否定してくれた。



 豪野プロは言う。
 麻雀は積み木ではなく積み重ねだと。
 それまで積み重ねてきた一打一打の小さな差が、ここぞという場面で決め手になったりするのだと。


 山の中に一番先に積まれていたのは、猿田さんの和了牌だった。
 しかし、その牌は見るからに猿田さんに危険で、店長によって止められてしまう。

 そして数巡後、再び聴牌した店長の打牌選択肢はの4種。
 この中では変わらず猿田さんに危険だし、を切ってしまうと役なし聴牌。

 一方で、桐谷と猿田さんはを先切りしている上、リーチ後にはが通っている。
 おまけに役アリのままのノベタンに受けられると来れば、以外を切る理由はない。

 でも、そのこそが桐谷の当たり牌。



 特に店長を見誤らせたのは、桐谷がをノータイムで切った事だった。
 店長は、絶対和了らなくてはならないこの局面での形からノータイムでを先切り出来るハズがないと考えたが、桐谷の一打は更にその上をいくからのノータイム先切り。

 たかがノータイム、されどノータイム。
 些細な事ではあるが、豪野プロの言葉を裏付ける様に、それこそが勝負の明暗を分ける鍵となった。
 このカブキング最強決定戦、最後の最後まで説得力があって本当に面白かった。


 さて、最初の約束通り、勝っても負けても桐谷は出禁。
 歌舞伎町第一の雀荘「カブキング」を制して、次回へと続く。

 どうやら、この作品は次号も掲載されるらしい。
 今回が最終回じゃなくて一安心。胸を撫で下ろした。




むこうぶち

 前回の、



 この状況から和了れるとしたら七対子くらいかと思っていたら、



 まさかの一通、それも嵌待ちには驚かされた。
 が切りきれなかったとはいえ、あの手が混一色が付かない和了形になるとは。

 それはそれとして、安永も秀も結局この日はマイナスだったのか。
 客を長く生かすのは良いけど、二人の勝負はどっちが勝ったんだろ?




無法地帯の賭博師モリソン

 左手で包丁を掴んだのに、右手から血が……。




赤鬼哭いた

 ええっ!?
 チョーケン、良い奴だったのに、本当に身代わり出頭して逮捕されちゃったの?

 てっきり、利用しようとした奴が痛い目に遭うものだと思っていたので、意外な展開。
 もしかしたら、チョーケンの後輩とは次回以降に勝負する事になるのかな?
 でも、主人公が余計な事をしたら、それはチョーケンの意思を踏み躙る事になっちゃう?




LOST 失踪者たち

 おお、再登場だ。
 このまま連載してくれると嬉しい。

 今回は、老人が倒して見せたを主人公が狙い撃つ話。



 本来は胸糞悪くなる話なのかも知れないけど、何故かこの主人公を悪く言う気にはならないんだよね。
 勿論、それは老人の自業自得だからという事もあるけれど、自分を「ゲス野郎」と蔑みつつも、生きるために為すべき事を為す主人公に、何処かプロフェッショナルな雰囲気を感じるからだろうか? 知らんけど。





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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-03-31 23:20:34
「LOST 失踪者たち」はヤンマガで打ち切られたデスペナの作者二人組の作品ですな。
江戸川エドガワさんの絵は本当に魅力的だなーと再実感。
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Unknown (Unknown)
2015-03-31 23:56:55
最近、麻雀小僧はレビューしてないですね
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Unknown (Unknown)
2015-04-01 08:27:56
今やってる麻雀小僧はバレている通しを使う二人組を使って相手を蹴落としたり勝とうという話だからなあ。バレテイル通しする奴らを馬鹿にしすぎてて面白くない。馬鹿にしている表現がしつこかった
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Unknown (katsu666)
2015-04-07 21:42:08
>麻雀小僧
毎回安定して面白いとは思いますが、感想となると特に書く事が思い浮かびません。
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