週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2015年18号 感想


暗殺教室

　シロが覆面を取り、初めて殺せんせーにその素顔を見せた。



　……何と言うか、意外とフツーだな。
　てっきり、殺せんせーみたいな人外かと思ってた。
　殺せんせーとは既知の間柄で、名前は「柳沢」という様だ。


　殺せんせーが２年前まで“死神”だった事が判明。



「優れた殺し屋ほど万に通じる」
　烏間先生や“死神”が口にしたこの言葉が、伏線となっていた事には感心した。
　今迄気付かなかったけど、確かに殺せんせーほど万に通じている存在もいない。

　ただ、元“死神”だったという点については、二代目（？）がショボかったせいで、あまりインパクトがないなぁ。
　これなら死神編で、「“死神”の名に未練も愛着も無いが…（以下略）」とか言って明かした方が良かった気も。
　そういや、あの“死神”って作中で誰か一人でも殺したっけ？　ロヴロもレッドアイも生きてたし……。


　閑話休題。


　また、殺せんせーによれば、



　先生は放っておいても来年３月には死ぬらしい。

　素直に受け止めるなら、誰も死なずにハッピーエンドというヌルい未来はあり得ないのか。
　まぁ、本人談だから本当かどうかは分からないし、「『先生』として死ぬ」みたいな意味かも知れないケド。


　さて、次回からは、殺せんせーの過去編に突入だそうだ。




火ノ丸相撲

　プロを相手に引けを取らない相撲を取る潮。

　そこに、関取・冴ノ山紀洋がやって来た。



　関取だというのに、気を使ってコソコソ隠れる姿に笑った。
　おまけに、稽古場に入ると、力士一人一人に丁寧に挨拶するし。
　力士らしからぬというか、何とも個性的な人だ。


　冴ノ山紀洋の番付は西前頭九枚目。



　調べてみたところ、幕内というのは上から横綱、大関、関脇、小結、前頭と区分けされているらしい。
　更に前頭はランキング上位から、東筆頭、西筆頭、東二枚目、西二枚目、東三枚目……と呼ばれるのだそうだ。
　十両なんて二流以下のイメージだけど、大半の力士はその十両になれないって『バチバチ』で言ってた。


　柴木山部屋の力士たちは、レベルは高いものの“草薙”には及ばなかった。

　だが、



　冴ノ山は関取の力を見せ付け、プロを侮っていた潮を一蹴。
　その強さに潮が満面の笑みを浮かべて、次回へと続く。




こちら葛飾区亀有公園前派出所

　電動ローラーのレース中に、選手たちがひったくり犯を逮捕。



　スポンサーの中川が嘆いているけど、これって最高の宣伝なんじゃないの？
　バイクに追い付いた事も、選手が一致団結して事件を解決した事もイメージアップに繋がるだろうし。
　少なくとも、事件をスピード解決した両さんは評価されて然るべきだと思うんだけどなぁ。