賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 感想

賭博覇王伝 零　ギャン鬼編　第27話　思惑


　『零』でも、作者コメントに、「新100枚ポーカー、期待して下さい！」なんて書いてるよ。
　『カイジ』と同様、『零』も相当評判悪いんだろうか‥‥。


　100枚ポーカーコンプリートバージョン。

　零が提案したのは、ロイストからブタまで、10種全ての手役を作る100枚ポーカーだった。
　それ以外のルールは、基本的に旧100枚ポーカーと同じで、買い物タイムもアリ。
　ただし、指定権は、先攻３回→後攻５回→先攻２回という順番に変更するそうだ。

　最初は、強い手役に高得点の札を入れるだけかと思ったが、特約もアリなのか。
　そうなると、読み合いの要素が絡んで来るので、単純には言えないな。

　例えば、普通はロイストで使いたい♠Aを、ブタの中に入れておくという手もある。
　ロイストはブタで潰しておきたいのが人情だから、♠Aが見えたらブタをぶつけて来る可能性は高い。
　そんなブタに、♠Aハイのブタで勝てば、最弱の手役で最強の手役と同じ14点が獲得出来る。


　もっとも、現実的には、やっぱ単純に強い手役に高得点の札を入れた方が賢明な気がするな。
　どんな罠を張っても、「窓」使用時のダーツ次第で、裏目に出ちゃう可能性があるし。
　一人で「窓」を複数買う事は出来ないなんて縛りがあれば、「小窓」も買うだろうから、また別だけどさ。


　最後に。
　零が何度か口にした「10つ」って何？
　新しい福本語？