近代麻雀 感想

近代麻雀 2016年07月01日号


アカギ



　死を目前にし、流石のアカギも在り来りの人間に成り下がった……って、んな訳ねーだろ。

　事ある毎にアカギを見誤り、その度に痛い目を見て来たのにまだ理解してないの？
　学べよっ…！　もうっ…！




鉄牌のジャン！

　雀士３人のアイドルグループ「emu」登場。



　コイツ等、一雀荘を潰すために、アイドルグループ立ち上げたの！？
　大根を斬るのに正宗を持ち出すとかいうレベルじゃねーな。
　その突拍子もないアイデアと行動力に笑ってしまった。

　アイドルとして軌道に乗った「emu」は、サンバンチ潰しのために自分たちも雀荘を開店。
　でも、その方法で奪えるのは、「emu」のファンになった客だけだよね？
　逆に、そこまで人気があるのなら、もっと手っ取り早い方法が幾らでもありそうだが……（笑）。


　それはそうと、



　見え見えの仕掛けにも関わらず、客がドラのを切ってしまうこのシーンだけど、



　がドラなら、タンヤオ三色ドラ１で3900点じゃないの？
　赤がある様にも見えないし、どうして満貫になるんだろ？


　あと、



　このオムライスを客が「かわいい」と言っているのはギャグなんだよね？
　どー見ても、苦痛に顔を歪めた熊が、生きたまま臓物を喰われていく構図だよね！？




鉄鳴きの麒麟児

　まずはを切り、そこから待ちを変えていくのかと思ったら、のままフィルさん直撃とは。



　ツモ切りの理由は納得出来たけど、フィルさんから出たこと自体は「たまたま」なのが微妙だなぁ。
　桐谷が稲作の差し込みで和了っていたら、フィルさんにラスを押し付ける事は出来なかった訳だし。

　個人的には、稲作の差し込みでフィルさんがラス落ちする展開の方が良かったと思う。
　例えば、状況設定として、稲作と湯鳥の席を逆にし、湯鳥とフィルさんをもっと僅差にする。
　その上で、フィルさんはリー棒を出して一旦３着落ちするものの、先ヅモで和了牌を一発ツモ。
　だが、稲作から桐谷へのピンポイント差し込みでフィルさんの和了りを阻止。逆にラスへと突き落とす、とか。
　いや、勿論、好みの問題だけどさ。




３年Ｂ組一八先生

　知らないキャラばかりなので調べてみたら、元ネタは『BLAME！』という作品なのか。
　『シドニアの騎士』は持っているが、その作品は読んだ事すらないな。
　今度、機会があれば読んでみよう。




牌王血戦ライオン

　　　ドラ

　この手でリーチして、次巡ツモッて来たを暗槓。
　更にツモでチョンボしたのは良いが、それが「ミラクル超ファインプレー」と称えられる意味が分からん。

　リーチしないでいれば、チョンボどころか四暗刻ツモで国士を阻止出来てたじゃん。
　失点によるメンバー交代だって、次局にワザチョンすれば済む話だし。
　とゆーか、チョンボでも交代出来るなら、もっと早くチョンボすれば良かったのでは……。




麻雀小僧

　　　ドラ

　樫原さんのリーチにデジャヴュ（笑）。




むこうぶち

　多河が著名人麻雀大会の決勝戦に進出。

　そこで芸人から、プロが非公式戦でマジで勝つ気なのかと問われ、



「公式戦じゃないって事は懸かってるのがプライドだけという事です
　ですから… アマチュアよりもずっと本気で打ちますよ！」

　こう返す多河は格好良かった。
　作中でも言われている通り、名セリフ。