咲 -Saki- 感想

第191局　天和


扉絵



　中学生のどっち可愛い！！
　今回の扉絵は、中学２年生ののどっち＆タコス、それに小学生のマホ。
　踏切を渡っている、ユニークな車は何だろう？




本編

　全国大会決勝戦。
　その先鋒前半戦、東１局１本場でタコスは天和を和了ってみせた。

　今回描かれるのは、タコスが天和に至るまでの２年間の軌跡。



　タコスにセアミィを手渡すのどっち。



　プレゼントなのは知っていたけど、タコスがセアミィを気に入ったから譲ったのか。
　セアミィを見た瞬間のタコスの驚いた顔、そして抱きしめた時の嬉しそうな顔が良いね。




　すばら先輩から、次期部長に指名されたタコス。



　すばら先輩、壁舐め疑惑（笑）。



　ツッコみどころが微妙にズレている、のどっち可愛い。



　すばら先輩の人物眼と、タコスへ向ける信頼がすばらだね。
　高校生になった今でも、タコスがすばら先輩を慕う気持ちが分かる。



　それ故に、準決勝ですばら先輩を負かした照は、タコスにとって討つべき仇。
　もっと軽い気持ちで言っているのかとも思ったが、予想以上に目が真剣だった。




　清澄高校に進学し、新たな仲間、そして戦友と出会って来たタコス。
　京太郎が大きなコマで描かれたのは何十年ぶりだろう……。



　配牌の残り１牌をめくる前、そっとセアミィに触れるところに心打たれる。
　何気にレアな、満面笑顔ののどっち可愛い。




　知っての通り、タコスはこの局、天和を和了。



　今回で第71回を迎えたインターハイ。
　その長い歴史の中でも、これまで天和を和了った者はいなかったそうだ。



　その天和を狙って出してしまったタコス。
　この決勝で、本当にインターハイ史上最強クラスの怪物になったなぁ。
　東１局に限定すれば、「クラス」の３字を抜いても過言ではないのカモ。

　もっとも、タコスの天和は一人の力ではなく、部長の入れ知恵もあってのこと。



「私の悪待ちと あなたの波が交わったとき 何が起こるか――――」

　部長の悪待ちとタコスの波が交わる……？
　具体的なところは分からないが、タコスと部長の間で何らかの相互作用でも働いているのだろうか？
　そうだとすると、タコスの天和と同様に、部長も何らかの奇跡を起こす？

　速度を極めた結果が天和だとしたら、悪待ちを極めると……？
　わかんねーー！！　全てがわかんねーー！！




　東１局２本場　　親：片岡優希　　ドラ：不明

　天和を和了った後もタコスの勢いは止まらない。



「さぁ 今度こそ！
　この試合に 東二局はこない…！！」



「ダブルリーチ！！」

　２度目のダブルリーチで、東１局２本場スタート！！
　ただ、照もガイトさんも、このまま黙って見ているとは思えないが……。


　次回掲載は、次の7月6日発売号。