第14局 懐旧
自分が視ているのは予知夢なのではないか。
そう思い至った怜だが、確かめる術はない。
相談しても、病院に行けと言われるのがオチだと考え、怜は自らの考えを一旦封印した。
本当に予知夢であるならば、将来そうと分かる時が来る。
だから、今は麻雀に集中。
なお、現在は南1局、ラス目の怜はこの(↓)手でリーチを掛けている。
ドラ
メンピン一盃ドラ2赤1。
トップの竜華とは10200点差なので、安め出和了りでもトップ逆転。
怜は和了牌を見逃さぬよう、捨て牌に目を光らせ、
竜華のにもくわっっと反応(笑)。
あまりに分かり易過ぎるため、見て見ぬ振りをしてあげる皆の優しさが笑える。
筒子待ちを見抜かれながらも、怜は自力でツモ。
メンタンピンツモ一盃ドラ2赤1は倍満で4000・8000!
この和了りで、怜はラスから一気にトップ逆転!!
捲られたというのに、竜華は怜以上に大喜び。
まるで孫にお小遣いをあげるお婆ちゃんみたいだ。
大体、どうして竜華は怜のリーチに切ったんだよ。
怜は大物手を張っているのが見え見えで、おまけに筒子を1枚も切ってなかったじゃん。
差し込みではないにしても、明らかに怜への放銃は望むところだと思って打ってるよね。
怜がトップに立った途端、竜華は安手速攻で局を進め始めた。
南2局は南のみ1300点、南3局はダマの3900点をそれぞれ泉から直撃。
南のみはともかく、3900点をダマにするのは怜にトップを取らせるための白地なアシスト。
竜華との力量差を思い知り、泉は戦意を喪失する。
大差が付いた野良試合に意味を見出だせず、勝利を諦めようとした泉。
そんな泉を勇気付けたのは怜だった。
「たとえ点棒からっぽでも
あきらめなければ次に繋がっていく」
怜が口にしたのは、初めての麻雀で竜華のお婆ちゃんから教わった言葉。
怜は受け売りだと笑っていたけど、この言葉はもう十分怜自身の言葉になっていると思うよ。
なお、葉子ちゃんはここまで焼き鳥だったそうだ。
そういや、東1局でドラ単七対子リーチでドヤっていた以外、何もしてないな(笑)。
オーラス、親は葉子ちゃんで、ドラは。
今の状況を「丁度良いハンデ」と開き直った泉は、あくまでトップ逆転を目指す。
そして、不格好ながらも逆転手を聴牌。
西白混一色ドラ3赤1で16000点、怜直撃ならばトップ逆転。
また、手替わりして対々三暗の三倍満になれば、無条件でトップになれる手が出来上がる。
……が、無情にも竜華の1600点で試合終了。
片和了りの一盃口のみダマって、ホント竜華は勝つ気ないな。
そんな竜華は「もったいない」と怜からお叱りを受ける。
怜はこの手なら四暗刻も狙えたと怒るが、満ツモ以上だと竜華がトップになっちゃうからね。
万が一にも逆転しないよう竜華はリーチも掛けなかったのに、役満なんて以ての外(笑)。
約束通り、トップを取った怜たちは解放され、ちょっとだけ仲良くなった泉と別れた。
泉、東1局で和了った後は、ずっと竜華のサンドバッグだったな……。
そして、竜華は5回の和了り全てが泉からの直撃か。
麻雀の強さよりも、その徹底した姿勢が怖い……。
次回掲載は次の8月25日発売号。
自分が視ているのは予知夢なのではないか。
そう思い至った怜だが、確かめる術はない。
相談しても、病院に行けと言われるのがオチだと考え、怜は自らの考えを一旦封印した。
本当に予知夢であるならば、将来そうと分かる時が来る。
だから、今は麻雀に集中。
なお、現在は南1局、ラス目の怜はこの(↓)手でリーチを掛けている。
ドラ
メンピン一盃ドラ2赤1。
トップの竜華とは10200点差なので、安め出和了りでもトップ逆転。
怜は和了牌を見逃さぬよう、捨て牌に目を光らせ、
竜華のにもくわっっと反応(笑)。
あまりに分かり易過ぎるため、見て見ぬ振りをしてあげる皆の優しさが笑える。
筒子待ちを見抜かれながらも、怜は自力でツモ。
メンタンピンツモ一盃ドラ2赤1は倍満で4000・8000!
この和了りで、怜はラスから一気にトップ逆転!!
捲られたというのに、竜華は怜以上に大喜び。
まるで孫にお小遣いをあげるお婆ちゃんみたいだ。
大体、どうして竜華は怜のリーチに切ったんだよ。
怜は大物手を張っているのが見え見えで、おまけに筒子を1枚も切ってなかったじゃん。
差し込みではないにしても、明らかに怜への放銃は望むところだと思って打ってるよね。
怜がトップに立った途端、竜華は安手速攻で局を進め始めた。
南2局は南のみ1300点、南3局はダマの3900点をそれぞれ泉から直撃。
南のみはともかく、3900点をダマにするのは怜にトップを取らせるための白地なアシスト。
竜華との力量差を思い知り、泉は戦意を喪失する。
大差が付いた野良試合に意味を見出だせず、勝利を諦めようとした泉。
そんな泉を勇気付けたのは怜だった。
「たとえ点棒からっぽでも
あきらめなければ次に繋がっていく」
怜が口にしたのは、初めての麻雀で竜華のお婆ちゃんから教わった言葉。
怜は受け売りだと笑っていたけど、この言葉はもう十分怜自身の言葉になっていると思うよ。
なお、葉子ちゃんはここまで焼き鳥だったそうだ。
そういや、東1局でドラ単七対子リーチでドヤっていた以外、何もしてないな(笑)。
オーラス、親は葉子ちゃんで、ドラは。
今の状況を「丁度良いハンデ」と開き直った泉は、あくまでトップ逆転を目指す。
そして、不格好ながらも逆転手を聴牌。
西白混一色ドラ3赤1で16000点、怜直撃ならばトップ逆転。
また、手替わりして対々三暗の三倍満になれば、無条件でトップになれる手が出来上がる。
……が、無情にも竜華の1600点で試合終了。
片和了りの一盃口のみダマって、ホント竜華は勝つ気ないな。
そんな竜華は「もったいない」と怜からお叱りを受ける。
怜はこの手なら四暗刻も狙えたと怒るが、満ツモ以上だと竜華がトップになっちゃうからね。
万が一にも逆転しないよう竜華はリーチも掛けなかったのに、役満なんて以ての外(笑)。
約束通り、トップを取った怜たちは解放され、ちょっとだけ仲良くなった泉と別れた。
泉、東1局で和了った後は、ずっと竜華のサンドバッグだったな……。
そして、竜華は5回の和了り全てが泉からの直撃か。
麻雀の強さよりも、その徹底した姿勢が怖い……。
次回掲載は次の8月25日発売号。
泉編はがっつり麻雀してて良かった