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週刊少年ジャンプ 感想

2009-03-30 21:54:50 | ジャンプ
週刊少年ジャンプ 2009年18号 感想


黒子のバスケ

 お父さんたち新協学園の態度に怒り、スタメン出場した黒子。
 第1Qは23-8と、カントクの出した10点差以上という条件をクリアしてみせた。

 第2Q、ミスディレクションの制限時間のため、黒子は交代。
 黒子が戻るまで、中盤をどう乗り切るかが課題だったが、



 火神はお父さんと互角以上の力を見せ、新協学園の追い上げを許さない。



 そんな火神を見て、黒子は黄瀬の言葉を思い出す。
 いつか、火神とチームのレベルが合わなくなった時、火神は変わらずにいられるのか、と。

 学問であれ、スポーツであれ、趣味の世界であれ、上を目指す気なら、自分と周囲の環境が合わないのは不幸でしかないからなぁ。自分にとっても、周囲にとっても。


 しかし、今はまだ黄瀬の問い掛けに結論を出す時ではない。
 ラスト5分、新協学園の3Pが決まり、9点差に詰め寄られたところで、黒子投入。
 火神も公約通りお父さんのシュートをブロックし、74-67で初戦突破。


 海常、新協学園と、誠凛を侮って油断しているチームだったから、次辺り違うパターンが見たいな。

 もっとも、秀徳の緑間は、決勝でないと当たらないハズの誠凛をしっかりと偵察していた。
 こういう姿勢は、緑間の「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を重くするな。良い。




バクマン。

 何と、J金未来杯のエントリー作品4作を実際にマンガとして紹介。
 各作品1ページだけだが、これは凄いな。



 エントリーNo.1「KIYOSHI騎士ナイト
 シュージンは絶賛していたけど、僕的には色々な意味で駄目。



 エントリーNo.2「擬探偵TRAP」
 サイコーとシュージンの作品。
 僕的には、KIYOSHI騎士より、こっちの方が好きだな。
 もっとも「さをりさんの笑顔は10万ドル以上の価値がある」というセリフはベタ過ぎてどうかと思うが。



 エントリーNo.3「hideout door」
 ファンタスティックな絵柄だな。
 個人的には嫌いじゃないけど、ジャンプ向きではない気も。



 エントリーNo.4「カラフジカル」
 ……シュールなのは嫌いではないが、これは。
 この1ページだけでは判断出来ないが、ジャンプに載っていた事すら気付かない類の作品になりそうだ。



 この4作品のアンケート結果はこの通り。
 支持率は「KIYOSHI騎士」がトップ、得票数は「擬探偵TRAP」がトップ。
 「hideout door」はどちらも3位だが、1位2位に肉薄している。
 「カラフジカル」は……ご愁傷様。


 ……ところで、水差してなんなんだけど、J金未来杯って何だっけ?
 見たところ、ジャンプ本誌に1号1作品ずつ載せて、アンケート結果と支持率を出すのかな?

 本誌掲載という事は、アンケート結果は、ジャンプの現連載陣と比較して何位かという相対評価。
 一方、支持率は、他作品とは関係なく、その作品自体を支持するかしないかという絶対評価かな。

 で、これでどうなると連載になるんだっけ?




ネウロ

 ネウロに切り裂かれても生命活動を停止しないシックス。
 シックスによれば、脳さえ残っていれば、彼の生命は維持出来るのだとか。

 しかし、強固な肉体を持つ事は頂点の責務ってのはどうなのかね?
 生命力の強い生物って、あまり良いイメージないけどな。ゴキブリとか、プラナリアとか、菌類とか。
 もっとも、ヒトが絶滅した後も普通にその辺にいそうだから、種としては優れていると言えるか。


 それはさておき、ネウロはシックスに対し、敬意を払い、相応しい死を与えると告げる。
 その言葉を聞いたシックスは北叟笑み、残った右手でネウロを殺そうとする。



 だが、シックスの往生際の悪い抵抗は、脳に魔力を流されて敢え無く頓挫。

 油断? 何のことだ? これは「余裕」というもんだ。


 魔力が枯渇して瀕死なハズのネウロだが、おしおきに魔力を惜しむ様な真似はしない。さすがドS。



 魔力で身体の自由を奪われたシックスは、ネウロにステルス機から捨てられる。

 意図の読めないネウロの行動だが、シックスは持ち前の“悪意”により、自分がこれからネウロに何をされるのか瞬時に悟ってしまう。



 だが、御自慢の脳に注入された魔力によって、シックスの身体の自由は奪われている。
 シックスは、自分がこれから何をされるのか分かっていながら、その瞬間まで何も出来ない。



 ネウロの予告した30秒後、シックスの方へステルス機が向かって来た。

 しかし、ネウロは、敬意を払ったシックスに対し、ステルス機を衝突させる様な真似はしなかった。



 靴を舐めろ
 その全身で


 シックスは、ネウロの靴をマッハ2強の速度で口に突っ込まれ、肉片になって死んでいった。
 唇、歯、舌、喉、そして脳と順番に、靴の味をよく味わえた事だろう。

 かくして、シックスの最期は、ネウロがジェニュインに靴を舐めさせながら予告した通りの結末となった。
 DRの時みたいに色々やるのもいいが、これはこれで良かった。


 垂直に落ちていくステルス機に腰掛け、今の自分では生き残る事は出来ないと悟ったネウロが考えるのは、自分がこうまでして人間を守った理由。



 だが、その疑問に答えを出したところで、これから死ぬネウロには関係の無い事。
 考えても意味は無いと、ネウロは目を閉じた。


 しかし、意識を失ったネウロは、HALと思しき声を聞き、目を覚ます。
 目を開けると、そこには担架に乗せられた自分と、それを見下ろすヒグチの姿があった。

 死なないだろうとは思っていたけど、思ったよりアッサリと生還したな。
 ネウロが聞いたHALの声は、ヒグチの仕業?



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