第59話 birds of a feather
サブタイトル
今回のサブタイトルは、「birds of a feather」と、シリーズ初の英語。
直訳すれば「同じ羽根の鳥」で、日本語に置き換えるなら「同じ穴の狢」。
でも、『シノハユ』という作品には、狢よりも鳥の方が合ってるね。
本編
県大会個人戦は5回戦で、慕、ユズ、曖奈ちゃん、そして、ちひの強者4人が激突!!
「菰沢が二人いたから勝てなかったなんて思われたくない」と言うちひは相変わらず自信家。
その一方で、ユズが勝った後でケチを付けられたくない、なんて思いもあるのかな?
今回は、そんなちひとユズの回想。
1年前、ちひは麻雀が強いと聞き、勝負を挑んでみたユズ。
結果、ユズはまだ小学生だったちひに完敗したそうだ。
積み重ねられたシバ棒を見ると9本場。
団体戦決勝と同様、ちひに猛連荘されたのか。
普段クールなユズが見せた、この驚愕顔が唆る。
同情する同卓者たち。
だが、彼女たちの言葉に反し、ユズは折れずに再戦を申し込んだ。
何だか、牌の絵柄が所々欠けている様な……。
団体戦決勝で、「リーチをかけるときは和了れると思うから」だと言っていたユズ。
その言葉のとおり、ユズはポジティブな事に対して直感が働くらしい。
ただし、自らを臆病だと言うユズは、本当に危険な選択時は確信があっても前に出ないのだとか。
ちひは、ユズが自分を敬遠しない事を喜び、嬉々として麻雀を教えていた。
だが、ユズから頑張っている理由を聞いた事で、その笑顔は曇ってしまう。
今年は先鋒を務めているユズだが、一年前は補員。
菰沢に入ったばかりの頃は、同期のトモに敵わなかった様だ。
そんなユズは、ずっとトモと対等になりたいと思い、練習して来たと言う。
それを聞き、ちひが口に出して一度、心の中でもう一度言った、「そげかぁ」が重い……。
ちひを相手にツモ和了りするユズ。
門前で普通に和了る事も出来るのか。
ちひの連続和了、阻止出来る時と出来ない時は何が違うんだろう?
そう考えると、ちひとユズが同卓したのは、慕たちにとってラッキーだね。
ユズがちひの支配下でも和了れるなら、そこから打倒のヒントが得られるかも。
目標通り、トモと対等に打てるくらい強くなったユズ。
ちひは「よかったね」と口にするが、その目からは涙が零れる。
誤解しているちひに、ユズは告げる。
「千尋…
たしかに私は麻雀部で普通に打てるようになるのが目標で
千尋に手伝ってもらってたけど
違うんだよ」
「今は
今は千尋と一緒にいられるのが 本当にうれしいの
だからずっと一緒にいたんだよ」
クールビューティーの笑顔はいつだって反則級。
それとは対照的に、相手の言動に一喜一憂して、全部が顔に出るちひも良いね。
ちひゆずは尊い。
激戦を前に、すばらな回想だった。
次回掲載は、次の8月25日発売号。
もも日和
目次を見て、『もも日和』というタイトルに目を見張ったが、想像したものではなかった。
いや、氷川へきるの作品自体は好きだけど……。
サブタイトル
今回のサブタイトルは、「birds of a feather」と、シリーズ初の英語。
直訳すれば「同じ羽根の鳥」で、日本語に置き換えるなら「同じ穴の狢」。
でも、『シノハユ』という作品には、狢よりも鳥の方が合ってるね。
本編
県大会個人戦は5回戦で、慕、ユズ、曖奈ちゃん、そして、ちひの強者4人が激突!!
「菰沢が二人いたから勝てなかったなんて思われたくない」と言うちひは相変わらず自信家。
その一方で、ユズが勝った後でケチを付けられたくない、なんて思いもあるのかな?
今回は、そんなちひとユズの回想。
1年前、ちひは麻雀が強いと聞き、勝負を挑んでみたユズ。
結果、ユズはまだ小学生だったちひに完敗したそうだ。
積み重ねられたシバ棒を見ると9本場。
団体戦決勝と同様、ちひに猛連荘されたのか。
普段クールなユズが見せた、この驚愕顔が唆る。
同情する同卓者たち。
だが、彼女たちの言葉に反し、ユズは折れずに再戦を申し込んだ。
何だか、牌の絵柄が所々欠けている様な……。
団体戦決勝で、「リーチをかけるときは和了れると思うから」だと言っていたユズ。
その言葉のとおり、ユズはポジティブな事に対して直感が働くらしい。
ただし、自らを臆病だと言うユズは、本当に危険な選択時は確信があっても前に出ないのだとか。
ちひは、ユズが自分を敬遠しない事を喜び、嬉々として麻雀を教えていた。
だが、ユズから頑張っている理由を聞いた事で、その笑顔は曇ってしまう。
今年は先鋒を務めているユズだが、一年前は補員。
菰沢に入ったばかりの頃は、同期のトモに敵わなかった様だ。
そんなユズは、ずっとトモと対等になりたいと思い、練習して来たと言う。
それを聞き、ちひが口に出して一度、心の中でもう一度言った、「そげかぁ」が重い……。
ちひを相手にツモ和了りするユズ。
門前で普通に和了る事も出来るのか。
ちひの連続和了、阻止出来る時と出来ない時は何が違うんだろう?
そう考えると、ちひとユズが同卓したのは、慕たちにとってラッキーだね。
ユズがちひの支配下でも和了れるなら、そこから打倒のヒントが得られるかも。
目標通り、トモと対等に打てるくらい強くなったユズ。
ちひは「よかったね」と口にするが、その目からは涙が零れる。
誤解しているちひに、ユズは告げる。
「千尋…
たしかに私は麻雀部で普通に打てるようになるのが目標で
千尋に手伝ってもらってたけど
違うんだよ」
「今は
今は千尋と一緒にいられるのが 本当にうれしいの
だからずっと一緒にいたんだよ」
クールビューティーの笑顔はいつだって反則級。
それとは対照的に、相手の言動に一喜一憂して、全部が顔に出るちひも良いね。
ちひゆずは尊い。
激戦を前に、すばらな回想だった。
次回掲載は、次の8月25日発売号。
もも日和
目次を見て、『もも日和』というタイトルに目を見張ったが、想像したものではなかった。
いや、氷川へきるの作品自体は好きだけど……。
語源は「Birds of a feather flock together.(類は友を呼ぶ)」だね
まさにユズが言った出会いの話
昨年補員から一気にエース区間という成長ぶりは、
ちひのマンツーマン指導の賜物だったのは尊い…
ユズはこの試合で“師匠”を越えられるか?
使用キャラの範囲は絞って欲しいんだけど
中学生の間は話の中でちひゆずの役割それなりにありそうだしいいかな
Twitter等で中学編は相手キャラが薄いとも言われてるので、
決戦前のテコ入れは正解だと思う
慕ちゃん勝って当然な空気だと盛り上がりに欠けるし
・確信うんぬん → 44話の効率ガン無視リーチの根拠
・悪い方に転がった時(中略)前に出ない → 46話で慕相手に親満崩して1s止めの理由
前話見た時、ユズは慕たちを参考に和了れるようになるのかなと思ってたけど、
今回の話的には逆の可能性が高いわけか
慕たちが勝っても「ユズがいなきゃちひに勝てたか分からない」という形で株上がるね
鳥瞰した時にこんなバックボーンが見えたからなのかもね
46話でまくった直後もユズに再逆転狙われてたし