近代麻雀 感想

近代麻雀 2014年11月01日号


無法地帯の賭博師モリソン



「麻雀が強いのとバクチが強いのは全く違う
　ましてやこの世界で生き残ろうと思ったら
　並の神経じゃないと生き残れねえ」

　……んん？
　一瞬深いセリフに聞こえたけど、前後と併せて考えると単なる誤字か。
　勇気は蛮勇や臆病の中間的な状態である時はじめて徳として現れるとかそういう話かと思った。

　つか、誤字を抜きにしても、「生き残る」が重複していて違和感ある表現だなぁ。
　もっとも、ヤクザのセリフである事を考えたら、いかにも頭悪そうでリアルなのかも。




ムダヅモ無き改革　血戦！！ 尖閣諸島沖波高シ！！

　二十歳までに共産主義に傾倒しない者は情熱が足りない。
　二十歳を過ぎても共産主義に傾倒している者は知能が足りない。

　ああ、これって、チャーチルの（だと言われている）セリフだったのか。




福本 ALL STARS



　「さっき河から拾った」とあるから読み返してみたら、



　確かに、１つ前の４コマで、しっかりと拾っていて笑った。




麻雀小僧

　まー坊、１億円突破で大逆転勝利。

　……と思ったら、



　こう来たかー！

　やっとの思いで手に入れた１億円を賭け、ここで田中に恩返しとは燃える展開。


　まー坊の決断を聞いた会長の、



　このセリフも良かった。




鉄鳴きの麒麟児

　雀ゴロモードのウータン店長強ェ。
　おまけに、豪野プロと比良プロが「カブキング」に向かっていて、久々に桐谷大ピンチ。




むこうぶち



　インド人を右に！

　それ自体は『ゲーメスト』だけど、これは近麻の自虐ネタか。
　フィクションだと思いたいが、「誤植で迷惑すんのは読者だけじゃねえ」は酷い（笑）。
　迷惑云々以前に、読者はお金を払う側で、安永たちはお金を受け取る側だろうに。


　ところで、間違いを見付けたからって、編集部に電話する人なんてそんなに沢山いるのかね？
　特に近麻の場合、間違いが多過ぎて、いちいち電話してたらキリがないレベルだと思うんだけど。



　今号の表紙だって、「安永」が「安岡」になってるし。



　さて、今回は安永がその人間的ヒューマンエラーをしてしまう話。

　ギャラリーに乗せられ、理牌無しで打っていた安永。
　そんな安永に、オーラスで門清手が入ってしまう。



　はい、何待ち？
　門清なんて理牌してても迷うのに、ノー理牌なんてわかんねー。全てがわかんねー。