週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2014年46号 感想


今際の国のアリス

　１ページ目から麻雀牌が描かれているから何かと思えば、以前にも掲載されたこの作品か。
　細かい設定はよく分からないが、今回は下記のルールで麻雀を打っていた。



　また、ここには書かれていないが、トップ以外に意味はなく、２位以下だと死ぬ事になるらしい。


　南４局、トップ目が親で55100点という状況で、38700点持ちの西家にこんな手が入る。

　　　ドラ

　八門張の門混聴牌。
　トップとの点差は16400点なので、ここは当然リーチ。
　ツモ和了り、高目直撃で逆転。安目直撃でも裏が１枚乗れば逆転。

　次巡、このリーチに対して、トップ目が当たり牌のを切った。
　西家は一瞬迷ったものの、これを見逃してトップが確定するツモ和了りに賭ける。

　だが、トップ目はその後も当たり牌を切り続け、



　「同巡ツモ和了なし」のルールによって、西家を完封してしまうという展開は面白かった。

　どうして待ちが読めているのかとか、ハネ満だったらどうするんだとか、ツッコミどころはあるけどね。
　あと、わざわざ「赤ドラあり」と明記したのに、は何処に行ったんだろう？


　それと、



　「一本場で次に持ち越すだけ」って、今回のルールは「見逃しは流局後チョンボ」なんでしょ？
　対面が一流かどうかは知らないけど、ルールも把握出来ないこのオッサンは確実に二流以下だなぁ。

　……なんて思っていたら、1700点持ちの北家が、西家から国士を和了って終わった。
　え、トップ以外は生き残れず、２着以下は全員死んじゃうんでしょ？　ラストが意味不明……。




マギ

　白龍が手に入れた２つ目のジンは「ベリアル」か。
　戦闘力を求められない迷宮ダンジョンなんてのもあったんだなぁ。
　とゆーか、王の器を見極めるという目的を考えたら、この方が適切な気も。


　一切の虚偽を許さない、真実と断罪のジン・ベリアルの迷宮。
　そこでジュダルが、アラジンたちの仲間になりたかったと認めつつも、



　そうでない気持ちも確かにあると叫ぶところは良いね。

　ジュダルの言う通り、相反する気持ちの片方にだけ目を瞑れというのは、それこそ虚偽だよね。
　大体、仲間になりたいという気持ちしかないなら、言われずとも最初からそうしている訳で。




氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情

　「萌えー！」って叫び、久々に聞いた気がする。

　カンナカムイは主将だけでなく、監督まで寛容だなぁ。
　まさか、女子更衣室に潜み、涎を垂らしながら着替えを覗いても、不問になるとは思わなかった。


　シロの親戚、「大姥百合香」登場。



　その眉毛、遺伝子強いなぁ。

　あと、エアおやつって……。




ＥとＴ。 ～えいがとてんし～

　前回は不参加だった清瀬と、大富豪で対戦する桜。



　また圧勝。

　天使の力は人を惹き付けるだけではなく、手札まで良くなるの？
　それとも、ゆなの説明通り、単に放課後トランプばかりしていたから強いだけなの？




クロノ・モノクローム

　タークは機械人形オートマタだから、代わりにケンペレンの命が懸けられる事になるのか。
　もっとも、今回は代理だから、フィリドールの命だけが懸けられるみたいだけど。

　あれ？
　という事は、フィリドールって、まだ死亡フラグを回避し切れてない？