第154局 奮起
準決勝が終わり、宮永咲と末原恭子は初めて直接言葉を交わした。
2回戦最初の3局も、今日も、末原さんに勝てる気がしなかったと言う咲。
後半戦の咲は嶺上開花の可能性だけ残し、普通に打っていただけだと聞いて、敵わないと言う末原さん。
こうやって、お互いの強さを認め合えるのはすばらだね。

「決勝がんばってな」
最後に末原さんはこう言って、咲を決勝に送り出した。
自分に勝った相手に「頑張って」と言えるところも良い。
そんな訳で、次はいよいよ決勝戦……かと思いきや、

なんと、その前に「5位決定戦」というものがあるらしい。
それを踏まえて、末原さんが赤阪さんに言った「明日もよろしくお願いします 監督」の一言にはジンと来た。
ところで、応援に来ていた善野前監督は何処行っちゃったのん?
しかし、5位決定戦ねぇ。
試合は短いというからには、今までみたいな2半荘×5人という形式ではないのかな?
いや、10万点のリレー形式にせず、個人戦みたいに同時に5卓立てて総合得点を競えばそれも可能か。
千里山、姫松、新道寺、有珠山。
準決勝を基準に考えるなら、僕が一番強く思えたのは千里山かなぁ。
でも、怜は5位決定戦に出られるかどうか不明だし、竜華が再び怜ちゃんを呼べるかも未知数。
爽のカムイも、一度北海道に戻らないと使えないと言うし、消耗型能力は連戦だと厳しいね。
逆に姫松は、漫ちゃん、絹ちゃん、末原さんが成長を見せ、準決勝の時よりも強くなってそう。
新道寺もパフォーマンスは落ちてないし、哩姫のコンボも強力だけど、総合力では姫松の方が有利かな?
勿論、有利だからといって、色々な意味で勝てるとは限らないのが麻雀だけど。
清澄高校。

咲が転ぶ事を予想して、身構えているのどっち可愛い。
この準決勝、決して思い通りの麻雀が打てた訳ではなかったが、それでも楽しかったという咲。
そして、咲は、次は勝てる様に頑張ろうと誓うのだが……、

「明日はお姉ちゃんの学校と戦えるんだ――
お姉ちゃんの学校の大将を叩き潰せば 私の心がお姉ちゃんに伝わるかもしれない」
……え?
照は先鋒、咲は大将なので、団体戦での直接対決がない事は、咲も知ってたのか。
でも、だからといって、大将を叩き潰す事で照に心が伝わる? 普通に話す事が出来る?
今までネタで色々言われる事はあった。
でも、今回の咲には、本当に冷淡で薄ら寒いものを感じる。
そう、誰もこの咲わからない……。
阿知賀女子。

見る角度を変えれば、トーナメントも山か。
その発想はなかったけど、成程ねぃ。
しかし、咲のセリフの後だと、しずの笑顔が逆に怖いな。
綺麗に終わった『阿知賀編』の全てを、咲が台無しにしてしまうのではないかとさえ思ってしまう。
西田記者。

以前、過去への手がかりを掴んだという西田記者は、焼け跡の様な場所に来ていた。
そして、残された門柱に掛かっていた表札には「宮永」の二字が。

恐らくは、ここにあったのが咲が回想していた建物か。
以前の自宅なのか、親戚の家なのか、それ以外なのかは分からないけど。
……まさか、ここが現在の自宅で、在宅中の描写は全て咲の妄想だったなんてオチはないよね。
決勝進出という一つの目標を達成したというのに、何やら不穏な空気が漂って来た本編。
次号は休載で、次回掲載は3月4日発売号。
巻末コメント

「咲 -Saki- の最初の短期連載の1話目が載ってからちょうど10年らしいですよ! 感謝!」
調べてみたら、『咲-Saki-』第1話が載ったのは、2006年No.4だったんだね。
今号のYGが2016年No.04なので、確かに丁度10周年。おめでとうございます。
まさか、こんなに長く続くとは思ってなかったし、正直最初は評価もしていなかったなぁ。
それが、県予選が始まってから加速度的に面白くなって、こんなにハマってしまった。
最早『咲-Saki-』のない人生は考えられないので、このまま永久に続いてくれます様に。
探しものをしていたら、2006年に描かれたレアのどっちが出て来た。

今も昔もこれからも、のどっちの可愛いさは古今東西永久不滅。
ついでに、『咲-Saki-』の丁度上にあったコメント。

「いつまでたっても麻雀のルールを覚えられません。」
麻雀のルールは難しいよね。

歌一つ取っても、試合によって、良かったり、駄目だったり、タイミング次第だったり……。
準決勝が終わり、宮永咲と末原恭子は初めて直接言葉を交わした。
2回戦最初の3局も、今日も、末原さんに勝てる気がしなかったと言う咲。
後半戦の咲は嶺上開花の可能性だけ残し、普通に打っていただけだと聞いて、敵わないと言う末原さん。
こうやって、お互いの強さを認め合えるのはすばらだね。

「決勝がんばってな」
最後に末原さんはこう言って、咲を決勝に送り出した。
自分に勝った相手に「頑張って」と言えるところも良い。
そんな訳で、次はいよいよ決勝戦……かと思いきや、

なんと、その前に「5位決定戦」というものがあるらしい。
それを踏まえて、末原さんが赤阪さんに言った「明日もよろしくお願いします 監督」の一言にはジンと来た。
ところで、応援に来ていた善野前監督は何処行っちゃったのん?
しかし、5位決定戦ねぇ。
試合は短いというからには、今までみたいな2半荘×5人という形式ではないのかな?
いや、10万点のリレー形式にせず、個人戦みたいに同時に5卓立てて総合得点を競えばそれも可能か。
千里山、姫松、新道寺、有珠山。
準決勝を基準に考えるなら、僕が一番強く思えたのは千里山かなぁ。
でも、怜は5位決定戦に出られるかどうか不明だし、竜華が再び怜ちゃんを呼べるかも未知数。
爽のカムイも、一度北海道に戻らないと使えないと言うし、消耗型能力は連戦だと厳しいね。
逆に姫松は、漫ちゃん、絹ちゃん、末原さんが成長を見せ、準決勝の時よりも強くなってそう。
新道寺もパフォーマンスは落ちてないし、哩姫のコンボも強力だけど、総合力では姫松の方が有利かな?
勿論、有利だからといって、色々な意味で勝てるとは限らないのが麻雀だけど。
清澄高校。

咲が転ぶ事を予想して、身構えているのどっち可愛い。
この準決勝、決して思い通りの麻雀が打てた訳ではなかったが、それでも楽しかったという咲。
そして、咲は、次は勝てる様に頑張ろうと誓うのだが……、

「明日はお姉ちゃんの学校と戦えるんだ――
お姉ちゃんの学校の大将を叩き潰せば 私の心がお姉ちゃんに伝わるかもしれない」
……え?
照は先鋒、咲は大将なので、団体戦での直接対決がない事は、咲も知ってたのか。
でも、だからといって、大将を叩き潰す事で照に心が伝わる? 普通に話す事が出来る?
今までネタで色々言われる事はあった。
でも、今回の咲には、本当に冷淡で薄ら寒いものを感じる。
そう、誰もこの咲わからない……。
阿知賀女子。

見る角度を変えれば、トーナメントも山か。
その発想はなかったけど、成程ねぃ。
しかし、咲のセリフの後だと、しずの笑顔が逆に怖いな。
綺麗に終わった『阿知賀編』の全てを、咲が台無しにしてしまうのではないかとさえ思ってしまう。
西田記者。

以前、過去への手がかりを掴んだという西田記者は、焼け跡の様な場所に来ていた。
そして、残された門柱に掛かっていた表札には「宮永」の二字が。

恐らくは、ここにあったのが咲が回想していた建物か。
以前の自宅なのか、親戚の家なのか、それ以外なのかは分からないけど。
……まさか、ここが現在の自宅で、在宅中の描写は全て咲の妄想だったなんてオチはないよね。
決勝進出という一つの目標を達成したというのに、何やら不穏な空気が漂って来た本編。
次号は休載で、次回掲載は3月4日発売号。
巻末コメント

「咲 -Saki- の最初の短期連載の1話目が載ってからちょうど10年らしいですよ! 感謝!」
調べてみたら、『咲-Saki-』第1話が載ったのは、2006年No.4だったんだね。
今号のYGが2016年No.04なので、確かに丁度10周年。おめでとうございます。
まさか、こんなに長く続くとは思ってなかったし、正直最初は評価もしていなかったなぁ。
それが、県予選が始まってから加速度的に面白くなって、こんなにハマってしまった。
最早『咲-Saki-』のない人生は考えられないので、このまま永久に続いてくれます様に。
探しものをしていたら、2006年に描かれたレアのどっちが出て来た。

今も昔もこれからも、のどっちの可愛いさは古今東西永久不滅。
ついでに、『咲-Saki-』の丁度上にあったコメント。

「いつまでたっても麻雀のルールを覚えられません。」
麻雀のルールは難しいよね。

歌一つ取っても、試合によって、良かったり、駄目だったり、タイミング次第だったり……。
淡を倒すことで照に自分の事を分かってもらえるって何を根拠に何故思うのだろうか。
…咲さんはかわいいって事にしておくかw
麻雀を楽しもうという気概を失いつつある
阿知賀編で大将戦テレビで観てたやん
咲はそういう作品じゃないから普通に帰れるだろうけど、宮永家関連の話に限ってそう思ってしまう。
すばら先輩の飛ばない能力もあまり有効じゃないし新道寺不利っぽいな。
まあ同時形式かわからんけど。
ホラーやサスペンスだったら死んでるぞ
みなもちゃんの幽霊(実は生きてる)とかに遭遇しそう