第109局 屈指
連・載・再・開!!!!
本編
東1局5本場 親:タコス ドラ:
息詰まる先鋒戦は、東1局のまま、既に5本場。
ここで、タコスにこの試合初めての門前聴牌が入る。
親で役なしドラ3の三門張なら、普通はノータイムで即リーチ。
しかし、何故かタコスは僅かに逡巡してから、河に置いた牌を横に曲げた。
タコスのリーチに対し、下家の漫は現物の切り。
すると、そのを辻垣内智葉が門前聴牌を崩してまでチー。
前門の親リー、後門の喰い仕掛け。
上家と下家に挟まれ、涙目の成香ちゃん可愛い。
をツモり、一向聴となった成香ちゃん。
何もなければを切りたいところだが、この場はひとまず親の現物切り。
共通安牌はないのでその選択で正解だが、ガイトさんにとってその一打は注文通り。
タンヤオドラ1――2000点の5本場は3500点。
安手の和了りではあるが、ガイトさんによって、タコスのリーチと親番は流されてしまった。
待ちで先制聴牌しておきながらリーチせず、タコスの現物待ちに受け直して和了った辻垣内智葉。
全国3位の打つ麻雀は、ダブリーをぶっぱするだけの高校100年生の麻雀とはまるで異質なもの。
ただ、ガイトさんは漫のを鳴かなければ、
ドラ
を引いて、この形で聴牌っていた。
ここに成香ちゃんがを切れば、タンヤオドラ赤で5200+1500点。
そう考えると、ガイトさんのチーが、結果的にもベストの選択だったのかどうかは分からない。
東2局 親:漫 ドラ:
チームメイトから大爆発を期待されている漫の親番だが、今のところそれらしき予兆はない。
一方で、この局もタコスは積極的に仕掛けていく。
ドラ
両面から仕掛け、3副露してのドラ4聴牌。
まるで、アコチャーあたりが得意としていそうな現代的な麻雀だが、をツモるとタコスの手が止まった。
嫌な予感を覚え、上げた視線のその先。
対面のガイトさんに、いまタコスが掴まされた待ちの聴牌が。
すると、タコスはドラ対子を落とし、惜しむ事なく満貫手を崩してみせた。
結果、タコスはノーテンで終わったものの、放銃という最悪の結果を回避して東3局へ。
何処までも我慢を強いられる息苦しい麻雀。
でも、麻雀というのは水の入った洗面器に顔を浸け続ける様なものだって、大昔の漫画で言ってた!
2回戦とは違って、親番を失っても真剣な表情を崩さない、タコスの頑張りに期待したい。
なお、ここまでの点数状況は、清澄:111100点、臨海:107400点、姫松:91900点、有珠山:89600点。
咲-Saki- 特製両面クリアファイル
次号のYGは「咲-Saki- 特製両面クリアファイル」付き。
絵柄は表裏とも、永水女子。
エトペンよろしく、霞さんの乳置きにされているハッちゃんに笑った。
『咲-Saki-』11巻&『阿知賀編』5巻、4月25日(木)2冊同時発売!!
本編表紙は、クリアファイルと同じ絵柄の、高校生には見えない永水3年生コンビ。
そして、阿知賀編の表紙はすばら先輩の様だ。すばらっ!
フェア開催店舗は、いつもの通りだね。
今回は、同時購入特典は特にないのかな?
連・載・再・開!!!!
本編
東1局5本場 親:タコス ドラ:
息詰まる先鋒戦は、東1局のまま、既に5本場。
ここで、タコスにこの試合初めての門前聴牌が入る。
親で役なしドラ3の三門張なら、普通はノータイムで即リーチ。
しかし、何故かタコスは僅かに逡巡してから、河に置いた牌を横に曲げた。
タコスのリーチに対し、下家の漫は現物の切り。
すると、そのを辻垣内智葉が門前聴牌を崩してまでチー。
前門の親リー、後門の喰い仕掛け。
上家と下家に挟まれ、涙目の成香ちゃん可愛い。
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何もなければを切りたいところだが、この場はひとまず親の現物切り。
共通安牌はないのでその選択で正解だが、ガイトさんにとってその一打は注文通り。
タンヤオドラ1――2000点の5本場は3500点。
安手の和了りではあるが、ガイトさんによって、タコスのリーチと親番は流されてしまった。
待ちで先制聴牌しておきながらリーチせず、タコスの現物待ちに受け直して和了った辻垣内智葉。
全国3位の打つ麻雀は、ダブリーをぶっぱするだけの高校100年生の麻雀とはまるで異質なもの。
ただ、ガイトさんは漫のを鳴かなければ、
ドラ
を引いて、この形で聴牌っていた。
ここに成香ちゃんがを切れば、タンヤオドラ赤で5200+1500点。
そう考えると、ガイトさんのチーが、結果的にもベストの選択だったのかどうかは分からない。
東2局 親:漫 ドラ:
チームメイトから大爆発を期待されている漫の親番だが、今のところそれらしき予兆はない。
一方で、この局もタコスは積極的に仕掛けていく。
ドラ
両面から仕掛け、3副露してのドラ4聴牌。
まるで、アコチャーあたりが得意としていそうな現代的な麻雀だが、をツモるとタコスの手が止まった。
嫌な予感を覚え、上げた視線のその先。
対面のガイトさんに、いまタコスが掴まされた待ちの聴牌が。
すると、タコスはドラ対子を落とし、惜しむ事なく満貫手を崩してみせた。
結果、タコスはノーテンで終わったものの、放銃という最悪の結果を回避して東3局へ。
何処までも我慢を強いられる息苦しい麻雀。
でも、麻雀というのは水の入った洗面器に顔を浸け続ける様なものだって、大昔の漫画で言ってた!
2回戦とは違って、親番を失っても真剣な表情を崩さない、タコスの頑張りに期待したい。
なお、ここまでの点数状況は、清澄:111100点、臨海:107400点、姫松:91900点、有珠山:89600点。
咲-Saki- 特製両面クリアファイル
次号のYGは「咲-Saki- 特製両面クリアファイル」付き。
絵柄は表裏とも、永水女子。
エトペンよろしく、霞さんの乳置きにされているハッちゃんに笑った。
『咲-Saki-』11巻&『阿知賀編』5巻、4月25日(木)2冊同時発売!!
本編表紙は、クリアファイルと同じ絵柄の、高校生には見えない永水3年生コンビ。
そして、阿知賀編の表紙はすばら先輩の様だ。すばらっ!
フェア開催店舗は、いつもの通りだね。
今回は、同時購入特典は特にないのかな?
経験値一番積むだろうから、2、3年になったら和を抜いて咲達、魔物共とも戦えるぐらいになるんじゃないか。
ただ単に強いんじゃなくてしっかり特徴がある打ち方してるとこがいいわ
やっぱり咲は能力なしで強い人がいる回が面白いな
県大会先方戦とか大将戦とか
そう言えばアニメ一期のガイトさんの牌譜もよく覚えてないけど素直にテンパイとらずに相手を誘い込む麻雀だった気がする。咲では珍しく正面から行かないよね
まぁ明言されていない以上は違うんだろうけど
阿知賀編は掲載紙の関係上、派手な能力を描かなきゃいけなかった分、本編は麻雀描写を濃くしてるのかな
タコスもよく三萬止めたな
振り込む方がむしろ自然な状況なのに
じりじりとこのひりつくような駆け引きがたまらない。
麻雀って楽しいね。