第64話 三百
扉絵
今回の扉絵はニワチョコ。
ニワニワニワニワチョコがいる。
中学生になった彼女たちの活躍も早く見たい。
本編
止まらない、ちひの1飜連打。
え、出和了り!?
……と、一瞬思ってしまったが、照のギギギーと違ってこっちは出和了りOKなんだった。
8連続和了だが、八連荘はないので普通に1500+2100点が移動して、次は8本場。
為す術がない様に思える、ちひの支配力。
だが、慕によれば、手牌から想像し難い形に向かえば和了れていた局もあったのだとか。
そして、そういう変化こそ、本来野津部長が得意とするものだったらしい。
そういや、市大会でも、123の三色狙いから方針転換して、234のタンピン三色和了ってたね。
疑っていた訳ではないけど、野津部長ならちひに勝てるというのが御弁茶羅ではなくて良かった。
ちひ対策を語った上で、慕は野津部長に告げる。
「仇は取ります」
シノチャーカッケー!! こんなの惚れるわ。
そして、自分で言って、自分で赤くなるシノチャー可愛い。
東3局8本場 親:椋千尋 ドラ:不明
慕の見出した光明は、配牌で見えるものとは異なる最終形を目指せば和了れるというもの。
だが、全員がその戦法を取ってなお、ちひより速く和了れるのは何局かに1回でしかない。
おまけに、
曖奈ちゃんは自分に素直でフリーダム。
ユズも進めない道は避けるが、毎回回り道をする訳ではない。
慕の思惑に反し、今この卓では野津部長に語ったちひ対策が実現しない。
それにしても、慕。
いつの間にか、鳥瞰で他家の能力まで視える様になったのか。
慕が焦る一方で、曖奈ちゃんは余裕を崩さない。
ここから、曖奈ちゃんが切ったのは、何と!!
この手、普通なら切りで、受け入れは。
一方、切りの受け入れはと完全下位互換、牌効率的にはありえない一打。
更に次巡、曖奈ちゃんはユズのをチーして、せっかくの純全三色一向聴をドブに捨ててしまう。
を切ったユズは、ドラでとでも持っていたのかな? しらんけど。
そして、形聴を崩し、手牌を組み替えると、
曖奈ちゃんは三暗刻でツモ和了り!!
三暗刻のみだと計算が合わないので、のどれかでドラ1。
ダブル点パネして50符3飜、1600・3200は8本場で2400・4000。
曖奈ちゃんが、作中で初めてちひの1飜連打を止めた!!
点数状況は、曖奈ちゃん:53500点、ちひ:47600点、ユズ:18600点、慕:300点。
ただ、ちひの連荘を止めただけではなく、親被りで再逆転。
「トップ」は曖奈ちゃんだッ!! 依然変わりなくッ!
ちひは慕が止めるものだとばかり思っていたが、まさか曖奈ちゃんが単独で止めるとは。
その底知れぬ実力も然る事ながら、慕狙いを公言しつつ、削った事を謝る精神性も恐い。
これで、慕の持ち点は残り300点。
サブタイトルの「三百」って何かと思ったら、この事かよ!!
こんなの、もう半分池田ポジションじゃん!!
ちひと曖奈ちゃん―――怪物二人が同時に暴れる中、慕に勝機はあるのか?
次局は慕の親なので、チャンスといえばチャンス、ピンチといえばピンチ。
親なので誰に何をツモられてもトビだし、トップの曖奈ちゃんは積極的に直撃も狙って来るだろう。
ちひも6400点を慕から和了るか、1300・2600ツモで逆転トップ&トビ終了が狙える。
逆に3着目のユズは、ツモ和了りが得意なのに下手にツモれないから厳しい立場だね。
ちひと曖奈ちゃんを狙い撃ちつつ、場合によっては慕のサポートさえ強いられる。
まぁ、流石に役満でも入れば、ツモって一発逆転終了だけど。
想像以上にハイレベルなこの一戦。
次回掲載は、次の2月25日発売号。
扉絵
今回の扉絵はニワチョコ。
ニワニワニワニワチョコがいる。
中学生になった彼女たちの活躍も早く見たい。
本編
止まらない、ちひの1飜連打。
え、出和了り!?
……と、一瞬思ってしまったが、照のギギギーと違ってこっちは出和了りOKなんだった。
8連続和了だが、八連荘はないので普通に1500+2100点が移動して、次は8本場。
為す術がない様に思える、ちひの支配力。
だが、慕によれば、手牌から想像し難い形に向かえば和了れていた局もあったのだとか。
そして、そういう変化こそ、本来野津部長が得意とするものだったらしい。
そういや、市大会でも、123の三色狙いから方針転換して、234のタンピン三色和了ってたね。
疑っていた訳ではないけど、野津部長ならちひに勝てるというのが御弁茶羅ではなくて良かった。
ちひ対策を語った上で、慕は野津部長に告げる。
「仇は取ります」
シノチャーカッケー!! こんなの惚れるわ。
そして、自分で言って、自分で赤くなるシノチャー可愛い。
東3局8本場 親:椋千尋 ドラ:不明
慕の見出した光明は、配牌で見えるものとは異なる最終形を目指せば和了れるというもの。
だが、全員がその戦法を取ってなお、ちひより速く和了れるのは何局かに1回でしかない。
おまけに、
曖奈ちゃんは自分に素直でフリーダム。
ユズも進めない道は避けるが、毎回回り道をする訳ではない。
慕の思惑に反し、今この卓では野津部長に語ったちひ対策が実現しない。
それにしても、慕。
いつの間にか、鳥瞰で他家の能力まで視える様になったのか。
慕が焦る一方で、曖奈ちゃんは余裕を崩さない。
ここから、曖奈ちゃんが切ったのは、何と!!
この手、普通なら切りで、受け入れは。
一方、切りの受け入れはと完全下位互換、牌効率的にはありえない一打。
更に次巡、曖奈ちゃんはユズのをチーして、せっかくの純全三色一向聴をドブに捨ててしまう。
を切ったユズは、ドラでとでも持っていたのかな? しらんけど。
そして、形聴を崩し、手牌を組み替えると、
曖奈ちゃんは三暗刻でツモ和了り!!
三暗刻のみだと計算が合わないので、のどれかでドラ1。
ダブル点パネして50符3飜、1600・3200は8本場で2400・4000。
曖奈ちゃんが、作中で初めてちひの1飜連打を止めた!!
点数状況は、曖奈ちゃん:53500点、ちひ:47600点、ユズ:18600点、慕:300点。
ただ、ちひの連荘を止めただけではなく、親被りで再逆転。
「トップ」は曖奈ちゃんだッ!! 依然変わりなくッ!
ちひは慕が止めるものだとばかり思っていたが、まさか曖奈ちゃんが単独で止めるとは。
その底知れぬ実力も然る事ながら、慕狙いを公言しつつ、削った事を謝る精神性も恐い。
これで、慕の持ち点は残り300点。
サブタイトルの「三百」って何かと思ったら、この事かよ!!
こんなの、もう半分池田ポジションじゃん!!
ちひと曖奈ちゃん―――怪物二人が同時に暴れる中、慕に勝機はあるのか?
次局は慕の親なので、チャンスといえばチャンス、ピンチといえばピンチ。
親なので誰に何をツモられてもトビだし、トップの曖奈ちゃんは積極的に直撃も狙って来るだろう。
ちひも6400点を慕から和了るか、1300・2600ツモで逆転トップ&トビ終了が狙える。
逆に3着目のユズは、ツモ和了りが得意なのに下手にツモれないから厳しい立場だね。
ちひと曖奈ちゃんを狙い撃ちつつ、場合によっては慕のサポートさえ強いられる。
まぁ、流石に役満でも入れば、ツモって一発逆転終了だけど。
想像以上にハイレベルなこの一戦。
次回掲載は、次の2月25日発売号。
ただ、最初にユズがやったようなありえない打牌が菰沢2人に刺さってるのは大きい
管理人さんは前話からユズの描写ほぼスルーなのがちょっと悲しいけど、作中では曖奈ちゃんの裏で一貫してユズ上げなので心ちゃんパターン来るかも
曖奈ちゃんでも振る時は振るし
最後のちひの顔がジワジワきますね
曖奈さん東1で計7900失ったりちひに振ったりして役満親被り以上に失点したけど、それを補って余りあるほど荒稼ぎしてる
ちひは他家全員が対策しても数局に1回しか止まらないのがきつい
温存するよう指示されてるだろうし。プロ2人でも本気で叩いたら壊れる相手と判断されてるからな。
千尋は前話で本気出すと言ってた
あと、連荘続けてる間は30符1翻しか和了れないのも前回やってた
高い手和了れるのは、とどめ刺す時(それ以上連荘する必要がない時)か、そも親番じゃなくて連荘できない時だけ
付け加えると、ユズに対しては本人の要望どおり最初から手加減しなかったっぽい
ユズの東1の稼ぎを倍直でほぼ帳消しにしたり、ユズが曖奈さんに直撃確定だったのをわざとズラしたり