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週刊少年サンデー 感想

2010-04-14 23:02:27 | サンデー
週刊少年サンデー 2010年20号 感想


ハヤテのごとく

 新章開始。
 始まるなり、ナギがサンシャイン60の上で叫んでいたけど、何があったんだろう?

 ルカというのは、扉絵の子の名前で、第266話ラストの同人作家かな?
 ナギとは漫画のライバルで、ルカが先にプロデビューしたとか、そんなところ?
 いや、第266話で、初めて描いた同人誌だと言っていたのに、いきなりプロはないか。
 場所が池袋だし、アニメイト辺りに同人誌を置いてもらえたとか、そういう次元かな?

 まぁ、僕は同人業界については無知な上、全部根拠の無い妄想だけど。



 話は遡り、ナギが叫ぶ事になる1か月前。

 三千院家の遺産継承権を失ったナギは、今の屋敷を出て行く事になった。
 だが、それはナギが言い出した事で、クラウスはそんな指示は受けていないらしい。
 クラウスは、帝の意思を確認すると言って飛び出して行ったが、果たしてどうなるか?

 もっとも、ナギ自身は、もう完全にそのつもりらしい。
 そして、住居と収入を同時に手に入れるため、ナギは新しい家を買うと言い出した。
 資金は、ナギが小遣いとして持っていた、2000万円。
 この2000万円をナギに託され、ハヤテは物件探しを開始した。


 一文無しになるのかと思っていたら、2000万円も持っていたんだな。
 それなら、家賃収入で悠々自適は難しくても、ハヤテが働いて、ナギたちを養うくらいは出来そうだ。
 もしかして、前にハヤテが、将来の夢が3LDKだと言っていたのが、これから伏線になったりして。

 もっとも、ナギって、WBSと株式市場があれば、お金に困る事はないんだっけ?
 まぁ、ナギ自身は「まじめに働くなどさらさらごめん」だそうだけど。




史上最強の弟子ケンイチ

 兼一は、達人に戦いを挑んだ罰で、長老直々に謹慎を命じられてしまった。


 確実に死ぬと分かって立ち向かうのは自殺と変わらぬ!!

 普段は温厚な長老も、声を荒げて兼一を叱る。
 若いうちの無謀は買ってでもせよ、なんて言った長老にしては珍しく真っ当な意見。


 ……なんて思っていたら、兼一がいなくなった後、師匠たちは密かに祝賀会を開いていた。



 命を賭して人を守る。まさに梁山泊にふさわしい行動じゃ!!

 そこには、上機嫌で、口々に兼一の事を褒めちぎる、師匠たちの姿があった。
 実は、師匠たちは、兼一の行いを誇りに思いつつも、その身を案じて、敢えて叱ったのだった。
 謹慎というのも口実で、本人には内緒のご褒美として、しばらくの休日を与えたのだとか。


 闘忠丸の手引きで、師匠たちの話を聞かされ、涙を流しながら笑う兼一。
 そして、逆鬼、馬、そしてアパチャイも、大笑いしながら目に涙を溜めていたのだった。
 正直なところ、読んでいた僕まで、釣られて涙が出て来てしまった。



 話は変わって、いつの間にか、フレイヤが本気で宇喜田に惚れたっぽい。
 確かに、DofDの時も「嫌いじゃない」と言っていたが、この展開はちょっと意外。
 てっきり、フレイヤの相手は、トールになるものだと。

 ただ、フレイヤは、宇喜田が好きなのは、キサラだと知っているハズ。
 もしかして、キサラが宇喜田を嫌いだと言ったのが、フレイヤの引き金を引いたのかな?




マギ

 第42夜「アリババとシンドバッド」


 シンドバッドは、カシムをマスルールに拘束させると、次にアリババへと剣を向けた。


 あとは、君を倒せば終わりだよ。怪傑アリババくん。
 さあ、君も剣を抜きたまえ!! 大将同士で決着をつけようじゃないか。
 なんなら出せばいい・・・・・。攻略者なんだろう!?


 シンドバッドの言葉を聞き、カシムは叫ぶ。



 アリババ逃げろ!! 逃げてくれ!!
 おい、野郎ども! 俺たちの頭領を逃がすんだ!!


 今、アリババや「霧の団」が逃げれば、捕まっているカシムは確実に置いて行かれる。
 そうなれば、カシムに残された道は、処刑されるより他に無い。
 それでも、カシムが部下に命じたのは、自分の救出ではなく、アリババを逃がす事だった。
 この極限の状況下、迷う素振りも見せずに、カシムがその選択をした事は嬉しかった。



 カシムの言葉を聞いたシンドバッドは、アリババが逃げる事を認めた。


 まあいい、アリババ君。逃げたければ、逃げればいいさ。
 考えてみれば、君はこいつらとは「違う人間」だもんな。

 彼らは、「スラム街の人間」。
 君は、表面上は仲間のふりをしていても、実はそうじゃないだろ?

 君は彼らとは違う…
 だって、君は、王子様だ…


 それまで、アリババは、相手が伝説の迷宮ダンジョン攻略者だと知って、躊躇していた。
 しかし、シンドバッドの言葉を聞いた途端、アリババは「黙れ!!!!」と言って、激昂した。



 知った風な口聞くんじゃねぇ!!!
 俺とこいつらに何一つ違いなんてねぇ!!!
 こいつらみんな、俺の大切な故郷の兄弟たちだよ!

 それを… それを……
 その絆を、バカにすんじゃねえー!!!


 そう叫ぶと、アリババはアモン召喚の魔法を唱え始める。
 分かっていた事だが、アリババにもカシムを見捨てるという選択肢は無い。
 カシムとアリババ、恐らくシンドバッドは彼等2人を試したのだろう。



 アリババvsシンドバッド

 アリババは、バルバッド王宮剣術と、アモンの炎とのコンビネーションでシンドバッドを攻める。
 シンドバッドが金属器を持っていないとは言え、アリババは伝説の迷宮攻略者相手に善戦。
 上手く隙を突き、シンドバッドが持っていた剣を蹴り飛ばすと、炎を纏って上段から斬り掛かった。

 だが、やはり、ジンの使い方には、シンドバッドに一日の長があった。
 シンドバッドがアリババの手を掴んだ途端、カシムの霧と同様、アモンの炎が消えて行く。
 そして、それに動揺したアリババは、膝蹴りと手刀を受け、シンドバッドに倒されたのだった。



 魔法武器を持つカシムに続き、ジンの金属器を持つ“怪傑アリババ”もシンドバッドに倒された。
 反逆者の末路は死罪。カシムやアリババだけでなく、捕まった者は全員処刑される。
 それを恐れ、軽い気持ちで「霧の団」に入った者は、蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。

 その一方で、逃げずに残る「霧の団」のメンバーも、少数ではあるが、確かにいた。
 シンドバッドは、玉石混淆の「霧の団」のメンバーたちを篩に掛けたのだ。



 その上で、シンドバッドは「霧の団」を作ったカシムを叱った。

 義憤のために国軍と戦って死ぬなど、無謀な上に愚かだと。
 己れの無力さも分からないなら、お前はなおさら愚か者だと。
 お前は、勝てないケンカにまわりをまきこんで、破滅させようとしてただけだと。


 しかし、続けて、シンドバッドはこんな事を口にした。

 だが、それでも戦うというのなら、お前らにはもう1つ道が残されている。
 それは、自分たちに足りないものを他者で補うこと…



 すなわち、この俺を「霧の団」の仲間にすることだ!!


 ……ぱーどん?
 何を言い出しやがりましたですか、この王様は?

 このセリフは完全に予想外だった。
 負けた者が仲間になるならともかく、勝った側が仲間入りだなんて。


 当然、ジャーファルは、それはおかしいとシンドバッドにツッコんだ。
 だが、シンドバッドは、ジャーファルが反論して来る事も計算済み。
 即座に「冷酷な男」「ひどい奴」とジャーファルを責め立て、悪者役にしてしまったのだった。
 せめて、事前に打ち合わせしてあげれば良かったのに。ジャーファル、可哀想に。


 勿論、シンドバッドの唐突な申し出を「霧の団」がすんなりと受け入れる訳も無い。
 シンドバッドの真意を図りかね、「霧の団」の間には、響めきが広がっていった。
 でも、シンドバッドなら、明日には「霧の団」に馴染んで、慕われていそうな感じがするな。


 しかし、こうなると、バルバッドの王位を巡って、煌帝国とシンドリアの代理戦争か?
 シンドリア国王シンドバッドに対し、煌帝国はどう出るのか?
 そして、バルバッド王の座には、誰が座る事になるのか?


 あと、シンドバッドが仲間になった事で、アリババも「ジンの使い方」を覚えるのだろう。
 王宮剣術、アモンの炎、ジンの使い方。こうして、アリババが少しずつ成長して行くのは嬉しい。
 全然話が出て来ない「ジンの眷属器」についても、その時に言及されるかな?




はじあく

 サブローに社会常識を教えるジロー。
 1年前と比べて、成長したんだなぁ。
 まず、サブローには、脱がすなら、男ではなく女という常識から叩き込んで欲しい。

 しかし、この学校、男子が脱がされても、女子は1人も目を背けないな。
 シズカなんか、ジローが脱がされた瞬間、凝視するために180°回転してたし。



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-04-18 17:15:53
ハヤテのごとくの家賃収入のコマに「ひだまり荘」が出てましたね♪
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Unknown (katsu666)
2010-04-20 19:32:57
屋根の上には、うめ先生まで居ましたね。
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