近代麻雀 感想

近代麻雀 2014年04月15日号


椿‐つばき‐ 列島再編闘牌録

　新連載。

　え、ホストって、客がツケを払わなかったら、自腹切らなきゃいけないの？
　気になって調べてみたら、リアルにそういうシステムなのか。
　ホストクラブではツケが利くということ自体、初めて知ったじぇ。


　この物語の主人公は、初めて「未収」を出してしまった椿というホスト。
　彼の店では未収を出したホスト全員で麻雀を打ち、ラスの者が借金全額を背負う規則になっている。
　だが、その麻雀では、審判役のオーナーがホストの一人に手を通すというイカサマが行われていた。

　……何でも彼でも麻雀で決めたがるところは、『近代麻雀』なので良しとしよう。
　未収の額が、30万、50万、120万、200万と明らかに不均等なのも目を瞑ろう。

　ただ、オーナーにとって、毎月高額未収を出すホストと組む事に何のメリットがあるんだろう？
　高額未収というのは嘘で、二人で他のホストに借金を負わせてカモにしていたとか？
　そこのところだけ疑問が残ったが、話も闘牌内容も割と面白かった。




ムダヅモ無き改革　血戦！！ 尖閣諸島沖波高シ！！

　毛沢東は、やを増殖させる能力を持っているのか。
　周囲は驚いているけど、１巻の「天地創世」に比べたらそれくらい……。




HEROひろ　アカギの遺志を継ぐ男

「たしか味方からの親満出和了りでは逆転ならず
　これで連荘か…！？」（次回に続く）

　……って、いやいやいや、そこは別に引っ張るところじゃないだろ。
　12100点差なんだから、12000点＋ひろのリー棒で逆転だろ。
　まぁ、総合得点上位４名勝ち抜けだから、トップでも点数が足りないという可能性はあるけどさ。

　それよりも、ひろが次戦、5500点スタートになるのかどうかの方が気になる。




鉄鳴きの麒麟児

　新章開始。

　何と、手術が終わったあと、華子は眠ったきりになってしまったらしい。
　『アリとキリギリス』の次は、『眠れる森の美女』という訳か。

　主人公に出来ることは何一つないなんて言われちゃったけど、これからどうするんだろ？
　確かにこればっかりは、主人公がどれだけ麻雀が強くても意味ないケド……。




むこうぶち

　今回はコンビ打ちの証拠を見付ける話。
　確かに、会話がわざとらしい気もするが、麻雀の内容自体はコンビ打ちに見えないなぁ。