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週刊少年ジャンプ 感想

2017-02-28 21:55:17 | ジャンプ
週刊少年ジャンプ 2017年13号 感想


腹ペコのマリー

 『べるぜバブ』の作者、田村隆平の新連載。



 この表紙によれば、ジャンルはバトルラブコメらしい。




 小学生の頃、隣に引っ越して来たヒロインに恋をした主人公。
 だが、主人公の家は道教の寺院で、ヒロインの家は教会。
 宗派の違う両家は仲が悪く、主人公とヒロインも互いに会う事を禁じられてしまう。
 主人公とヒロインの通う学校が違った事もあり、何の進展もなく、そのまま6年が過ぎてしまった。


 でも、ある日、



 主人公は学校の帰り道で、黒魔術を行っているヒロインに出会し、



 フランス王朝最後の王女、マリー・テレーズ・シャルロット復活の生贄に選ばれ、



 反魂の術の失敗で、外見だけそのマリーになってしまった……のかな?

 ページを捲る度に予想外の方向に話が転がる、カオスな展開に笑った。
 2度目の連載だけあって、ここ最近の新連載では図抜けている印象。
 ヒロインも、不思議ちゃんな分、たまに見せる赤面とのギャップが可愛かった。


 でも、TS物かぁ。
 僕、TS物はイマイチ好きじゃないんだよね。
 外見がどんな美少女でも、中身が男だと萎える。



 閑話休題。


 主人公の友人、マモル。



 BEFORE

 ↓



 AFTER

 この変化には吹いた。




約束のネバーランド

 幼児期健忘かぁ。
 僕は小さい頃、自分に記憶障害でもあるのかと思って悩んだなぁ(笑)。

 レイが胎児の頃から記憶があるというのは凄いけど、本人にしてみれば恐怖だね。
 6歳時のレイの耳に、傷があるのは発信器を取り出した跡?


 ペンはノーマンが手にする事になったか。
 姿を消したノーマンは、無事に潜伏出来たのだろうか?
 ノーマンがいなくなると知り、大泣きするシェリーは可愛かった。




ポロの留学記

 第2話。



 冒頭から『ネウロ』みたいなこと言ってるな。

 今回のテーマはルール。
 ポロは魔界にはルールがないと言ってたけど、「強さランキング」も歴としたルールだよね。




ゆらぎ荘の幽奈さん



 物憂げな表情で主人公の帰りを待つ幽奈可愛い。


 今回は、また幽奈が義体に入って、主人公と買い物デート。



 もう付き合えよ、お前等……(笑)。




左門くんはサモナー

 今回は、赤き竜の六柱が集合写真の撮影をしているところからスタート。



 単行本の表紙は、こうやって出来上がるのか(笑)。


 サタナキアの本を読み、「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」という言葉を学んだアンリ。
 そこで、アンリは「視界の端の喋る豚肉」扱いだった九頭竜くんに、初めて自分から声を掛けた。



 しかし、左門くんの弁当を作っているのが九頭龍くんだと知ると、アンリは対抗意識を燃やす。

 やったね、九頭龍くん。
 「視界の端の喋る豚肉」→「馬」→「嫁」→「良妻」と、アンリの認識が一気にレベルアップ。

 そして、何だかんだで面倒見の良い九頭龍くんは、アンリの料理の特訓に付き合う事に。


 一方で、今回は空気のてっしー。



 スキー旅行編の後だと、このモナリザの笑顔が怖い……。


 予告通り、アンリは週明けの月曜日に左門くんに手料理を作って来た。



 とにかく、人体に悪影響だという事はよく分かるこの料理(?)についての、



「…かつて おにぎりになろうとした米があった その末路よ」

 アンリの解説には吹いた。
 かつておにぎりになろうとした米(笑)。その末路(笑)。
 なお、左門くんは命を懸けてこれを食べた。


 地獄の三大支配者の一、ベルゼビュート登場。



 ベルゼブブって、ヘブライ語で「糞山の王」なのか。
 だから「蝿の王」で、だから「クソ」が口癖なのね。

 ベルゼビュートが赤き竜の六柱を招集した理由は、アンリ相手に戦争を仕掛けるため。
 弱くなるアンリが許せないなんて戸愚呂みたいな事を言っているけど……、その本音は嫉妬とか?




U19

 せっかく能力が発現したのによく分からんな。
 ヒロインも連れ去られてしまって、カタルシスがない。




食戟のソーマ



 スキーで現れる薙切薊がシュール(笑)。


 連隊食戟のルール説明。



 ……え、対戦人数に制限ないの?
 それって、一色先輩たちが参加する可能性もあるってこと?


 えりなが初めて薊に反抗し、中枢美食機関セントラル側に付くのを拒否するところは良かった。



 まぁ、読者視点では今更寝返るとは思ってないし、捨てた十傑の座も勝てば返って来る訳だが。




ぼくたちは勉強ができない

 新キャラ、武元うるか登場。



 3人目のヒロインは体育会系―――特に水泳の天才で、通称は「白銀の漆黒人形姫」。
 ……「白銀の漆黒」って、もっとマシな表現なかったのかね? 語呂も悪いし。
 水着跡のある人魚のエロさは、「言葉」ではなく「心」で理解出来たけど(笑)。

 あと、圧倒的な天才で実績もあるのに、高3で「オリンピック候補」止まりなのも違和感。
 女子水泳だと、高校生でのメダル獲得も珍しくない気がするんだけどなぁ。
 まぁ、オリンピックは4年に1度だから、高校在学中にはなかった可能性もあるが。



 どうやら、うるかの苦手科目は英語らしい。

 僕も英語が苦手だったので、長文はほぼ文型で判断してたなぁ。
 SVCならS=C、SVOCならO=C、SVO1O2ならO1にO2を贈る……。
 設問に答える事は出来ても、長文の内容が今一つ理解出来ていなかった事もしばしば。


 閑話休題。


 文系、理系のヒロインとは違い、うるかは主人公に恋心を抱いている様だ。



 うるかが主人公を好きになったエピソードは良いね。
 水泳に打ち込むうるかの事を理解し、彼女を庇う主人公が格好良かった。




青春兵器ナンバーワン

 前回ラストで言っていた通り、アンヌに惚れた東は早速彼女をデートに誘った。
 零一とハチの妨害を物ともせず、逆にどんどん良い雰囲気を作っていく東に対し、



 零一とハチは、「転生装置」によって東の精神を乗っ取る暴挙に出る(笑)。



 ……零一、お前、あれだけ東に世話になったのに。
 そして、どうしてアンヌはウンコネタが多いんだ(笑)。


 なお、ハチの言う「三浦春馬」が分からなかったので調べてみたら、若手の男性俳優らしい。
 演歌歌手かと思ったじぇ……。




火ノ丸相撲

 個人戦決勝。
 草薙剣こと久世草介 対 大包平こと加納彰平。



 ……うん。
 もう加納が可哀想になって来たよ。
 どうして、去年の全国第二位なんて設定にしちゃったんだろ?



 消化試合は置いといて、次はいよいよ団体戦決勝。



 かつて、潮が草介に負けた時の事を思い出し、「楽しんできてね」と言葉を掛ける礼奈が良いね。



 決勝戦、どちらも先に一勝を上げたいダチ高と栄大附属。
 その先鋒戦は、千比路と真磋人の兄弟対決となった。

 国宝喰いの千比路に対し、兄の兵藤真磋人もその潜在能力は十分国宝級。
 高い実力を持ちながらも、兵藤真磋人が国宝と呼ばれない理由は唯一つ。

 兵藤が国宝と呼ばれぬ理由
 それは――



 バカだからだ…!!!

 まさか、そう来るとは思わなかった(笑)。
 蛍の真似をして、試合開始と同時に背を向けた真磋人。



 チームメイトも言っているけど、そりゃそうなるわ(笑)。

 この辺のくだりは『はじめの一歩』の鷹村を思い出した。
 青木の「よそ見」を真似して、思いっ切りパンチもらっちゃうヤツ。

 どうにか、そのまま押し出されるのは防いだ真磋人だが、



 何と、今度は千比路が八艘飛び!!

 今回のサブタイトルは、「バカとバカ」。
 今まで「国宝と国宝」が基本だった格好良いサブタイを、ここでギャグとして使うとは(笑)。
 でも、トリッキーな千比路と真磋人の勝負は、この後も面白い事になりそうで目が離せない。




斉木楠雄のΨ難

 じゃんけんグリコ。



 懐かしい。ゲーム理論的な意味で。
 -3c+6p=0,3g-6p=0,-6g+6C=0 → g:c:p=2:2:1。
 だから、窪谷須の言う通り、グーもチョキと同じくらい出すのが最適戦略だね。

 チョキが5歩のルールだと、-3c+6p=0,3g-5p=0,-6g+5C=0 → g:c:p=5:6:3。
 なので、グー:チョキ:パー=5:6:3が最適戦略かな?


 閑話休題。




 じゃんけんグリコで怒られる高校生……(笑)。





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-03-01 01:39:40
遅れてきたヒロイン レイナさん
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Unknown (Unknown)
2017-03-01 04:15:18
腹ペコのマリーは読みやすかったw さすがアニメ化もされた長期連載経験者
キャラの顔はすごい既視感あるというか……マモルの成長後が姫川と神崎足して2で割った顔でワロタ
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Unknown (Unknown)
2017-03-01 19:09:42
左門また長編か。アステマ編はよかったけど、今回はどうなるかな…。アンリが握ったら放電するおにぎりに笑った。お妙さんかw

今回の青春兵器も面白かった。三浦春馬俺も知らんけどなんか爆笑した。最近面白すぎて、ギャグ漫画として左門の立場が危うく感じるw
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