第23話 全国④
表紙
今号の『シノハユ』は、表紙&巻頭カラー。
表紙絵は、水着の慕、悠彗、閑無ちゃん。
IH終了後は、こうやって悠彗と遊ぶ機会もあるのかな?
扉絵
扉絵は全国区の小学生12人―――と思ったら、1人全国未経験の奴が混じってるが、それはさておき。
心ちゃんの髪色って、ピンクだったんだね。ちょっと意外。
この12人の中だと、僕はニワちゃんが一番好きかな? 他の11人も全員好きだけど。
本編
全国小学生麻雀大会準決勝。
A卓の面子は、慕、心ちゃん、初登場の星野沙夕菜さん、そして後のレジェンド赤土晴絵!!
……レジェンド来ちゃった。
赤土晴絵と心ちゃん。
対局を前に、レジェンドは心ちゃんに忠告する。
ここからは、心ちゃんの「ヒネた打ち方」は通用しないと。
クールなレジェンド格好ェ。
心ちゃんが絶句するところ、初めて見た。
とゆーか、そのあと慕に確認してたところを見ると、自覚なかったのか。
ニワちゃんと高橋。
この二人、一部ではニワチョコなんて呼ばれているみたいだね。
僕も、このコンビは好き。
試合観戦中、ニワちゃんは高橋のポンについて質問した。
対する高橋の「お気づきになられましたか」というセリフがちょっと面白い。
前回の「でもお安いんでしょう?」といい、何処かで聞いた様な言葉を使うのが好きなのかな?
「あらやだ ごまかすことなんて何もないっすわ!」
ないっすわ(笑)。
やっぱり、高橋は面白可愛い。
上から目線のニワちゃんもクール可愛い。
東1局 親:赤土晴絵 ドラ:
心ちゃんの配牌はコレ。
8向聴と言ってるけど、塔子が1つあるから、8-1=7向聴の様な。
同じく、国士についても幺九牌が6枚だから、13-6=7向聴じゃないかな?
いずれにしても、和了りは遠そうな配牌。
そんな手でを重ねた心ちゃんは、すかさず上家のをポンして他家を牽制。
役牌が重なれば満貫チャンス、重ならずとも他家のオリを誘えるという実戦的な選択だが、
レジェンドはそれをブラフと見抜き、星野さんも構わずリーチ。
この辺が装う事の難しさ。
さり気ないと不安になり、伝えよう伝えようとした結果、逆に墓穴を掘ってしまう。
……なんて事を昔の麻雀漫画で言ってた。
この局は、慕がリーチの現物を切り、その牌でレジェンドが和了って終了。
タンヤオのみ、親の1500点で連荘。
慕は「もうできてたんだ」なんて言ってるけど、恐らくそういう次元の和了りではないよね。
親だから鳴いて聴牌取るのもアリだけど、3巡目でこの形だとちょっと勿体無い。
でも、レジェンドは、下家が2巡目にを切った事で数巡の内にリーチが入ると読み、先んじて聴牌―――それも、オリに回った他家が必ず切る、将来のリーチの現物待ちに受けておいたのだろう。
ドラを鳴いた者よりも、ドラを鳴かせた者を警戒しろとはよく言ったものだ。
東1局1本場は、慕が星野さんに2000は2300点を放銃して終了。
続いて、東2局。
東2局 親:星野沙夕菜 ドラ:
軽快に鳴く心ちゃん。
今度は萬子の染めブラフで、手の内は待ちの隠しドラ3。
河も良い塩梅に出来上がり、舌舐めずりして他家が索子を出すのを待つ心ちゃんだったが、
またしても、レジェンドはブラフを看破!
まだ小学生なのにこの洞察力、洒落にならんな。
レジェンドがを通した事で、星野さんもを合わせ打つ。
本来だったら止めていた牌を打たれ、心ちゃんは星野さんへ放銃。
2度目の失敗で、心ちゃんも自分のブラフは通用しない事を思い知らされた。
そういや、レジェンドと対局した時、すこやんはまだビギナーだったんだよね。
ふと思ったけど、レジェンドのトラウマは、クセは読めるのに太刀打ち出来なかったとかかな?
自分が信じて来た武器が通用しなかったら、ただ負けるよりもショックだろうし。
逆に、すこやんに初めて負わせた「ハネ満以上のダメージ」も、クセを読み切ったおかげだとか。
まぁ、全部妄想だけど。
それと、単なる偶然かも知れないけど、心ちゃんはが重なれば、また三色同刻目だったね。
「ヒネた打ち方」をせず、素直に打っていれば、が重なって、三色同刻になるハズだったとか?
心ちゃんが打ち方をシフトしてからは、壮絶な和了合戦。
慕はそれに付いて行けず、南3局の時点で18700点と1人沈みのラスだったが、
ロン ドラ
リーチダブ南全帯ドラ1の12000点を星野さんから和了って、一気に2着へと浮上。
南4局 親:慕 ドラ:
オーラス、親の慕は早々に中張牌を三副露。
どう見ても喰いタンのみの仕掛けに、
トップのレジェンドがを差し込んで終了。
レジェンド1位、慕2位で決勝進出決定。
―――と、誰もが思った次の瞬間、
「1本場」
何と、慕は連荘続行を宣言した。
不可解な連荘だが、慕にとって、その理由は単純。
「もし今 おかーさんがこの試合を見ていたとしたら
ここで和了やめで2位を取ったらガッカリするはずなんだ」
「おかーさんは可能性がある限り1位を目指す
だから私も 笑顔で 私らしい麻雀を――!!」
今ここにいるのも、決勝を目指すのも、そして連荘を選ぶのも、全ては等しく母のため。
にしても、この状況でも1位を目指すだなんて、慕母は淡みたいなスタンスなのだろうか。
南4局1本場 親:慕 ドラ:不明
完璧な差し込みのハズが、慕の信条を見誤り、逆にデバサイの形になってしまったレジェンド。
前局の判断を間違いだったと断じたレジェンドは、自らの手で試合を終わらせようとする。
……このルールでこの状況だったら、僕なら配牌オリしちゃうけどね。
誰がどう和了っても、自分が放銃しない限り、3着以下に落ちる事はないし。
さて、役無しで聴牌ったレジェンドは、を横にして河に置くが、
不運にも、その牌で慕の高目に山越し放銃。
7700点は8000点の支出となり、3着落ちしてしまった。
レジェンドは速度重視で来ると思っていた様だけど、今局の慕は一撃必殺。
こうやって、特定の型が無いというのは強みだよね。
しかし、慕が連荘した時は負けフラグかと思ったけど、まさか勝つだなんて。
そして、3着落ちしたとはいえ、オーラスまでのレジェンドの試合コントロールは完璧だった。
慕の和了りにが多いという指摘も、作中ではこれが初めてかな?
決勝戦。
A卓からの決勝進出者は、慕と心ちゃん。
一方のB卓からは、善野さんと咏さんが上がって来た。
慕は準決勝辺りで敗退かと思っていたので、決勝戦まで行くとは嬉しい誤算。
慕、心ちゃん、善野さん、咏さん。果たして、優勝するのは4人の内の誰なのか?
『咲-Saki-』本編との絡みもあるし、善野さんの実力や性格は興味深い。
次回掲載は、次の8月25日発売号。
特製ドレスステッカーセット
今号のBGは、『シノハユ』のICカードステッカー付き。
こういう時、閑無ちゃんはネタ枠なのか(笑)。
表紙
今号の『シノハユ』は、表紙&巻頭カラー。
表紙絵は、水着の慕、悠彗、閑無ちゃん。
IH終了後は、こうやって悠彗と遊ぶ機会もあるのかな?
扉絵
扉絵は全国区の小学生12人―――と思ったら、1人全国未経験の奴が混じってるが、それはさておき。
心ちゃんの髪色って、ピンクだったんだね。ちょっと意外。
この12人の中だと、僕はニワちゃんが一番好きかな? 他の11人も全員好きだけど。
本編
全国小学生麻雀大会準決勝。
A卓の面子は、慕、心ちゃん、初登場の星野沙夕菜さん、そして後のレジェンド赤土晴絵!!
……レジェンド来ちゃった。
赤土晴絵と心ちゃん。
対局を前に、レジェンドは心ちゃんに忠告する。
ここからは、心ちゃんの「ヒネた打ち方」は通用しないと。
クールなレジェンド格好ェ。
心ちゃんが絶句するところ、初めて見た。
とゆーか、そのあと慕に確認してたところを見ると、自覚なかったのか。
ニワちゃんと高橋。
この二人、一部ではニワチョコなんて呼ばれているみたいだね。
僕も、このコンビは好き。
試合観戦中、ニワちゃんは高橋のポンについて質問した。
対する高橋の「お気づきになられましたか」というセリフがちょっと面白い。
前回の「でもお安いんでしょう?」といい、何処かで聞いた様な言葉を使うのが好きなのかな?
「あらやだ ごまかすことなんて何もないっすわ!」
ないっすわ(笑)。
やっぱり、高橋は面白可愛い。
上から目線のニワちゃんもクール可愛い。
東1局 親:赤土晴絵 ドラ:
心ちゃんの配牌はコレ。
8向聴と言ってるけど、塔子が1つあるから、8-1=7向聴の様な。
同じく、国士についても幺九牌が6枚だから、13-6=7向聴じゃないかな?
いずれにしても、和了りは遠そうな配牌。
そんな手でを重ねた心ちゃんは、すかさず上家のをポンして他家を牽制。
役牌が重なれば満貫チャンス、重ならずとも他家のオリを誘えるという実戦的な選択だが、
レジェンドはそれをブラフと見抜き、星野さんも構わずリーチ。
この辺が装う事の難しさ。
さり気ないと不安になり、伝えよう伝えようとした結果、逆に墓穴を掘ってしまう。
……なんて事を昔の麻雀漫画で言ってた。
この局は、慕がリーチの現物を切り、その牌でレジェンドが和了って終了。
タンヤオのみ、親の1500点で連荘。
慕は「もうできてたんだ」なんて言ってるけど、恐らくそういう次元の和了りではないよね。
親だから鳴いて聴牌取るのもアリだけど、3巡目でこの形だとちょっと勿体無い。
でも、レジェンドは、下家が2巡目にを切った事で数巡の内にリーチが入ると読み、先んじて聴牌―――それも、オリに回った他家が必ず切る、将来のリーチの現物待ちに受けておいたのだろう。
ドラを鳴いた者よりも、ドラを鳴かせた者を警戒しろとはよく言ったものだ。
東1局1本場は、慕が星野さんに2000は2300点を放銃して終了。
続いて、東2局。
東2局 親:星野沙夕菜 ドラ:
軽快に鳴く心ちゃん。
今度は萬子の染めブラフで、手の内は待ちの隠しドラ3。
河も良い塩梅に出来上がり、舌舐めずりして他家が索子を出すのを待つ心ちゃんだったが、
またしても、レジェンドはブラフを看破!
まだ小学生なのにこの洞察力、洒落にならんな。
レジェンドがを通した事で、星野さんもを合わせ打つ。
本来だったら止めていた牌を打たれ、心ちゃんは星野さんへ放銃。
2度目の失敗で、心ちゃんも自分のブラフは通用しない事を思い知らされた。
そういや、レジェンドと対局した時、すこやんはまだビギナーだったんだよね。
ふと思ったけど、レジェンドのトラウマは、クセは読めるのに太刀打ち出来なかったとかかな?
自分が信じて来た武器が通用しなかったら、ただ負けるよりもショックだろうし。
逆に、すこやんに初めて負わせた「ハネ満以上のダメージ」も、クセを読み切ったおかげだとか。
まぁ、全部妄想だけど。
それと、単なる偶然かも知れないけど、心ちゃんはが重なれば、また三色同刻目だったね。
「ヒネた打ち方」をせず、素直に打っていれば、が重なって、三色同刻になるハズだったとか?
心ちゃんが打ち方をシフトしてからは、壮絶な和了合戦。
慕はそれに付いて行けず、南3局の時点で18700点と1人沈みのラスだったが、
ロン ドラ
リーチダブ南全帯ドラ1の12000点を星野さんから和了って、一気に2着へと浮上。
南4局 親:慕 ドラ:
オーラス、親の慕は早々に中張牌を三副露。
どう見ても喰いタンのみの仕掛けに、
トップのレジェンドがを差し込んで終了。
レジェンド1位、慕2位で決勝進出決定。
―――と、誰もが思った次の瞬間、
「1本場」
何と、慕は連荘続行を宣言した。
不可解な連荘だが、慕にとって、その理由は単純。
「もし今 おかーさんがこの試合を見ていたとしたら
ここで和了やめで2位を取ったらガッカリするはずなんだ」
「おかーさんは可能性がある限り1位を目指す
だから私も 笑顔で 私らしい麻雀を――!!」
今ここにいるのも、決勝を目指すのも、そして連荘を選ぶのも、全ては等しく母のため。
にしても、この状況でも1位を目指すだなんて、慕母は淡みたいなスタンスなのだろうか。
南4局1本場 親:慕 ドラ:不明
完璧な差し込みのハズが、慕の信条を見誤り、逆にデバサイの形になってしまったレジェンド。
前局の判断を間違いだったと断じたレジェンドは、自らの手で試合を終わらせようとする。
……このルールでこの状況だったら、僕なら配牌オリしちゃうけどね。
誰がどう和了っても、自分が放銃しない限り、3着以下に落ちる事はないし。
さて、役無しで聴牌ったレジェンドは、を横にして河に置くが、
不運にも、その牌で慕の高目に山越し放銃。
7700点は8000点の支出となり、3着落ちしてしまった。
レジェンドは速度重視で来ると思っていた様だけど、今局の慕は一撃必殺。
こうやって、特定の型が無いというのは強みだよね。
しかし、慕が連荘した時は負けフラグかと思ったけど、まさか勝つだなんて。
そして、3着落ちしたとはいえ、オーラスまでのレジェンドの試合コントロールは完璧だった。
慕の和了りにが多いという指摘も、作中ではこれが初めてかな?
決勝戦。
A卓からの決勝進出者は、慕と心ちゃん。
一方のB卓からは、善野さんと咏さんが上がって来た。
慕は準決勝辺りで敗退かと思っていたので、決勝戦まで行くとは嬉しい誤算。
慕、心ちゃん、善野さん、咏さん。果たして、優勝するのは4人の内の誰なのか?
『咲-Saki-』本編との絡みもあるし、善野さんの実力や性格は興味深い。
次回掲載は、次の8月25日発売号。
特製ドレスステッカーセット
今号のBGは、『シノハユ』のICカードステッカー付き。
こういう時、閑無ちゃんはネタ枠なのか(笑)。
逆に決勝では心ちゃん4位になりそうなフラグが…
末原さんみたいな戦い方が出来れば良いけどレジェンドほどの分析力はないみたいだったしかませだろうなあ
まだ慕が出てないのが嬉しいのやら悲しいのやら…私は、やっぱり慕が1番!いや、はやりんもユエも丹羽さんも咏さんもレジェンドも善野さんも高橋さんも可愛いけどね。ユエは今号&4巻表紙補正もあると思うけど全国未経験だけど実力的には全国区ってことでは?
一緒に麻雀を打ってくれた事への礼として
ドリアンジュースを手渡すのであった(笑)
>にしても、この状況でも1位を目指すだなんて、慕母は淡みたいなスタンスなのだろうか。
スタンスと言うより、これが麻雀狂いの本性では?
はからずも「闘争ショーとしての麻雀」を打ってる、
いま慕は「母の裏の顔」と同じ顔をしているに違いない
何かヤバイ、この主人公
すこやんとは、別の意味でヤバ過ぎる
これからは丹羽ちゃんのファンになります
>レジェンドは速度重視で来ると思っていた様だけど、今局の慕は一撃必殺。
こうやって、特定の型が無いというのは強みだよね。
慕は結構振り込んでるし、意外と防御は苦手な感があるよね。でも、攻撃面は変幻自在で咲シリーズ全体を通しても多彩な攻めを見せてる。気が早いけどゲーム化とかしたら、どうなるのか気になる所。
>3着落ちしたとはいえ、オーラスまでのレジェンドの試合コントロールは完璧だった。
ほんそれ。レジェンドが準決で敗退したのは予想外だったけど、十二分に実力を見せつけての敗北といった感じで良かった。これでまだ小4だから将来性高過ぎだわ…
>そして、白築慕は赤土晴絵と星野沙夕菜に
一緒に麻雀を打ってくれた事への礼として
ドリアンジュースを手渡すのであった(笑)
笑ったwww。次回の最初の方で有りそうなエピソードやね。
>スタンスと言うより、これが麻雀狂いの本性では?
はからずも「闘争ショーとしての麻雀」を打ってる、
いま慕は「母の裏の顔」と同じ顔をしているに違いない
何かヤバイ、この主人公
すこやんとは、別の意味でヤバ過ぎる
この考察、深いなぁ。慕の場合、母の目に止まってほしい→麻雀で母に認められるくらい活躍(目立つ)したい→昔の母に近いことをやってしまっている、って感じなのかも。シリーズ中最強候補を母として持つだけあって、慕が すこやんと同じくらい、かつ別ベクトルでヤヴァイのも道理…?
>これからは丹羽ちゃんのファンになります
だからって慕のこと嫌いにならないで(必死)!
自分の頭じゃ慕ちゃんの異能の全貌は予想できん