コードギアスR2 感想

第15話　Cの世界


　ブリタニア皇帝と邂逅したルルーシュ。
　チャフを利用して、ルルが皇帝に「死ね」と命じると、皇帝は自らの胸を銃で撃った。

　まさかの展開で驚かされたが、皇帝はV.V.から「コード」を奪い、不老不死となっていた。
　C.C.によれば、ギアス能力者はいずれギアスを授けた者を殺せる力を得て、その地位を継ぐ事が出来る様になるのだとか。


　しかし、皇帝がC.C.と同じ力を得たとすると、ルルのギアスは効いていたのだろうか？
　それとも、ギアスに掛かったフリをしていたのだろうか？

　……多分、後者だよな。
　不老不死とは書いたが、実際には殺す手段があって、皇帝自身がそれを知っているのだから、本当にギアスに掛かったのなら、銃で胸を撃つのではなく、全力で自分のコードを他人に継がせて死のうとするだろう。
　そもそも、ギアスによる「死ね」という命令が達成されていないのに、ギアスの効果が切れてしまうというのは考え難いし。




　C.C.の望みは、不老不死から解放され、死ぬ事だった。
　彼女も昔ギアス能力者となり、強制的にコードを継がされて不老不死になったのだとか。

　なお、C.C.に発現したのは、愛されるギアス。
　……それって、最強じゃね？

　ただ、そんなギアスを持ったが為に、C.C.は愛が分からなくなってしまったそうだ。
　ギアス能力者が孤独になるというのは絶対のルールなのだろうか？
　それとも、ただそういう傾向があるだけで、例外もあるのだろうか？


　C.C.は一度は皇帝に殺されようとしたものの、戻って来たルルを見て皇帝から逃げ出した。
　それをルルが救出するが、何故かC.C.は記憶を失ってしまった模様。




　カレンにリフレインを使おうとしたスザクだが、その行為が自分が否定しているルルのしている事と同じだと気付き、リフレインを投げ捨てた。
　だが、機密情報局員の態度から、彼等がギアスを掛けられている事を知り、ルルの記憶が戻った事を確信する。

　ただ、それを皇帝に伝えると、今度はナナリーの身が危うくなると考え、葛藤中。
　でも、皇帝はもうルルの記憶が戻った事を知っているんだよな。
　この事が、今後どう影響するのだろう？




　ニーナはシュナイゼルの元で、何らかの実験を成功させた模様。
　それが何かはまだ分からないけど、核みたいなものだろうか？
　ニーナのファミリーネームは「アインシュタイン」だし。

　それを見たシュナイゼルが口にしたのは、「ダモクレスの剣」のダモクレス？
　どういう意味で言ったのかは、よく分からないけど。