シノハユ the dawn of age 感想

第14話　悠彗ゆえ②


　松江こども麻雀大会。
　慕の送迎兼応援のためか、会場にはリチャードソン、そして周藤質屋の姿もあった。



　それを見て、「あの二人デキてんの？」と尋ねる悠彗ちゃん。
　閑無ちゃんは「慕の叔父さん」だと説明するが、恐らく悠彗ちゃんが言っているのはそっちじゃない。
　ピュアな閑無ちゃんと違い、杏果さんは気付いていた様だがノーコメントだった。




　予選開始の時間となり、慕たちは各々の対局室へ。



　閑無ちゃんに「がんばれよ」と言われただけで赤くなる悠彗ちゃん可愛い。チョロ可愛い。






　悠彗ちゃんのフルネームは「本藤悠彗」というそうだ。



　予選第１回戦、悠彗ちゃんは東１局から門混ツモと好スタートを切る。
　「門混」と略さず、敢えて「門前混一」と言うところが丁寧で良いね。

　次の東２局も悠彗ちゃんは門混を和了ホーラ。
　とゆーか、今回悠彗ちゃんが和了った手は全て混一色だった。
　偶然とは思えないから、それが悠彗ちゃんの能力なのかな？
　『シノハユ』では、そういう明らかな能力者というのは珍しいね。


　悠彗ちゃんは１回戦、余裕のトップ。
　しかし、次の２回戦で、悠彗ちゃんは不運にも慕と当たってしまう。



　悠彗ちゃんは２回戦でも混一色を和了りまくり、オーラス開始時点で43400点とダントツだった。

　だが、23600点持ちでトップと19800点差だった慕がリーチを掛け、



　を見逃し、ツモ和了りも拒否して、お得意のフリテンツモ。
　メンタンピン三色一盃口ツモドラ１の倍満で20000点差を一気に詰め、トップ逆転に成功した。
　慕は普段は目立たないけど、麻雀は派手なんだよね。




　結局、決勝の面子は、慕、閑無ちゃん、杏果さん、そしてはやりんの４人となった。



　憧れの人、友達、母親。
　それぞれがそれぞれの思いを胸に、決勝戦開始！！



　小学生最後の麻雀大会。
　果たして、有終の美を飾るのは誰になるのか？

　それにしても、まさか悠彗が予選落ちするとは意外だったなぁ。
　サブタイトルにまでなったんだから、てっきり決勝で戦うダークホースなのかと思った。
　こうやって、時々安易な予想を裏切ってくれるところが好き。