近代麻雀 感想

近代麻雀 2015年03月01日号


鉄鳴きの麒麟児



　心ぴょんぴょん。
　この主人公ニート、ごちうさ観てやがる……。


　それはさておき、実は豪野プロはカブキングの出禁第１号だった事が判明。
　だから「客」扱いはしないという理屈で、勝負は３回戦へと突入した。

　なお、豪野プロが出禁になった理由は、



　店内で花火に火を付け、ボヤ騒ぎを起こしたから。

　出禁どころか、逮捕されてもおかしくない……。
　前々回は意外とインテリだったと知って見直したけど、やっぱりバカなんだな。




異名！！ 喰いタン

　原恵一郎の読み切り。



　主人公は「食」に妙な哲学を持つ男、丹波。
　早仕掛けが得意で、付いた異名が「喰いタン」。

　対局中の食事を自らに禁じている丹波が、



　同卓者の食事を気にして苦悩する姿が笑える。

　挙句、カップ麺やカレーが気になって、ミスまでし始めるし。
　そんなに食べたいなら、無理せず食べろよ（笑）。
　途中で飯を食う奴は負け組だなんて言っておいて、その哲学のせいで負けそうじゃねーか。




　牌をスリ替え、飲み込んでしまう人間ポンプ男と、その倒し方も面白かった。




むこうぶち



　秀が来た途端、赤入りは嫌だと言い出す安永は格好悪いなぁ。

　言い争いの結果、マスターが提案したのは、赤６枚、２万点持ち、トビ賞20万円という麻雀だった。
　1000点2000円なので、20万円は点棒換算で10万点分。
　この特殊な麻雀、果たして勝つのは安永か？　それとも秀か？

　なお、１回戦は、トップもトビ賞も脇の一般人に奪われていた。
　何となく、安永も秀も、あまり大勝出来ずに終わりそうな予感。