温暖化の影響かどうかはともかく、猛暑が続く今年の夏。そんな中を走るのがイヤで、ZWIFTでお茶を濁す日々が続いています。
そんな中、避暑がしたいなーとボヤいていたらニャロメさんにお誘いを受けて富士スカイラインに行ってきました。
富士スカイラインは富士山の南麓、富士宮口五合目に登る山岳道路です。
富士ヒルの舞台でもあるスバルライン、激坂で知られるあざみラインに比べるとやや影が薄いですが、景色の良さでは一歩リードしています。

本日のスタート地点は三島駅。まだ朝8時前なのですが既に蒸し暑く、やってられない気分になってきます。しかしこれからどんどん標高が上がり涼しくなるはず・・・


ここ三島は富士山の麓。街中だというのに既に緩やかな登りが始まり、早くも暑さにめげそうになりますが、緩々と登っていきます。
今日のルートは、三島から十里木に向かい、そこから北西にそれてスカイラインを経由して戻るという時計回りのコースです。距離は100kmちょっとですが獲得標高は2500mくらいとかなりのものです。願わくば涼しくなってほしいものですが。

途中にあるオリンピックロードレース記念碑辺りまでくると空も晴れてきました。この調子で行けば、五合目に着くころには快晴で絶景が拝めるかも!




富士山こどもの国あたりで曲がると、交通量が少ない快走路。勾配も緩いので少し気を抜いて走ることができます。
標高が高くなってきたからでしょう、陽射しは強いけど涼しくなってきました。

そうこうしているうちに本日のメインイベント・富士スカイラインに突入しました。
ここは夏場はマイカー規制がかかっており、たまにバスとタクシーが走ってくるくらいなので大変走りやすいです。
・・・が、空模様はご覧の通りの灰色。気温は低いけど妙に湿気が多いので、雲の中に入ってしまったみたいです。
五合目までに雲を抜けることができれば雲海が見れるはずですが、さてどうかなぁ。

二人そろってバテバテになりながらようやく五合目に辿り着きましたが、空の色は相変わらず。
まあ仕方ないなと景色は諦めて下ろうとしたところ、

ちょっとだけ富士山が顔を出してくれる瞬間がありました。
中途半端ではあるけど、全く見れないよりはよっぽどマシというもの、ありがたく拝んでおきました。
スカイラインの旧料金所を過ぎ、御殿場方向に下っていくのですが、途中にある森の駅富士山で一息入れることにしました。
水を補給するだけのつもりで店に入ったのですが、



冬の富士山を模した、青白ツートンカラー。リアル富士山を背景にしたいところですが、あいにくの曇天なので代用品で済ませることにしました。

さてここからは快適なダウンヒル。どんどん暑くなっていきますが、あんまり漕がなくていいので往路に比べればだいぶマシです。
ちなみにこのルートは東京オリンピックのロードレースのコースなので、STRAVAのトップ10がこんなことになっていました。

なんか聞いたことある人ばっかりですね。ポガチャルとかカラパスとかいるし。
それに平均速度(最高速度ではない!)80km/h以上ってなんなんだ。

三島駅についてなんやかんや支度すると夕方5時くらいになったので、駅前の沼津魚がし鮨で早めの晩御飯を頂いてから帰ることになりました。
ネタも大きいし、蟹の味噌汁もついてきたし言うことなかったですね。
