新型コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家会合が開かれ、新規感染者数について、「全国的に見れば減少傾向にあるが、スピードは緩やかな状況」と分析した。
脇田座長「継続的に減少傾向が見られた昨年の夏の感染状況とは違って、新規感染者数の減少が緩やかになっています」
また脇田座長は、現在主流のオミクロン株より感染力が強いとされる別系統の「BA.2」に置き換われば、「再度増加に転じる可能性がある」と指摘した。
会合で示された国立感染症研究所の推計では、最終的に全てのウイルスが「BA.2」になることを前提として、「BA.2」が4月の第1週には78%、5月の第1週には98%を占めると推定している。
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