読み聞かせの会「お話しどんぐり」

「定例会」報告をいたします。

T.ライブラリアンからの便り<8月>。

2006-08-07 23:33:04 | 図書館
夏休みに入って公共図書館は大忙しの毎日です。
大学図書館や学校図書館が羨ましいかぎりです。

図書館業務では、夏休み期間に研修生を4名、中学生のキャリ
ア体験を4校、16名、高校生のインターンシップ体験を2校、33
名、他に県から依頼されたサマーショートボランティアを6名と、もう
毎日声を嗄らしての指導が続きます。
図書館で実習や研修、職場体験を希望する人は毎年増えている
のですが、図書館の職員は増えていないのです。
研修生などは受入れた側が全て面倒を見るしくみなので、職場体
験を指導する職員は「別枠で増やしてよ」と言いたいものです。
また、図書館の人気があるのは良いことですが、将来この人達が本
当に図書館で働きたいと思っているとしたら、将来の働き口である
「図書館をもっと作ってよ」と言いたいものです。
資格は取ったが働き口がないのが現状です。
青少年のニート対策などといって、インターンシップやキャリア体験が
必須のように学校側は言い、その体験現場を探しに一生懸命にな
っていますが、長期的な視野・展望を持ってやっていただきたいもので、
思いつきでやってほしくないと思います。
今回は愚痴と怒りのおたよりでした。   暑い富士山麓から