TOMBOのめがね

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少年 H

2013年08月15日 | Weblog
この暑さに昼間出かけるのも億劫になるので朝9時から映画「少年H」を観てきた。
以前から小説は知っていたが戦争の悲惨さとか少年の苦労とかが先に立って読むのも見るのも
躊躇していた。
声高に反戦を叫ぶでもなくまた戦争の悲惨さを強調するでもなく淡々と広島から
神戸に出てきた敬虔なクリスチャンの洋服の仕立て屋の息子Hの目を通してあの戦争が何だったのか、
その時大人たちとりわけ父親がどんな行動をとったのか深く考えさせらる映画だった。
当時神戸に住んでいた我が家ではどうだったのか、父親は母や娘たちにどんな話をしたのか
映画の途中からずっと水谷豊と父がだぶっていた。

さすがに年配に人が多かったが久しぶりに満員の映画館だった。

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