手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

ギターアンプの故障

2011年07月27日 10時57分19秒 | PC_Audio
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30数年前に手に入れた往年のギター・アンプ JuggBox One 。
 以前から電源を入れた直後にはガリガリといやなノイズが出ていたが なだめすかし
ながら時々鳴らしていたが、数ヶ月前、ついに音が出なくなってしまった。
6L6GCのPPなので、直せないことはないとは思うのだけど、面倒なので、左側に見える
VOXのヘッドを買って来た。こちらは、EL84のppで15Wの出力なので、私の部屋で
使うには、使い易いかという思いもあった。
が、使ってみると、ゲインが全体的に高いこともあり、残留ノイズが結構大きい。
音もどちらかというと軽い感じだ。スピーカはJuggBoxのSPに接ないであるのにだ。
 やっぱりギターアンプは、メーカーの音作りがされているのを実感。
ということで、JuggBoxを修理しなくてはと思うのだけども、エアコンが壊れて冷房が
効かないこの部屋では、意気が上がらない。

 ちなみに、先週、家電量販店へエアコンの調達に行ったが、何でも、急に
暑くなったせいか、6-8畳向けの製品は、品不足とのこと。入荷まで2-4週間も
かかるとのこと。なんだ、それじゃ暑さに盛りが終わっているじゃないか、
と思い、暫く様子を見ることにした。節電が叫ばれている折、この夏はエアコン
無しで過ごすのも世のためかな。

 ということもあってエアコン無しの部屋でのアンプ修理は後回しにして、別のことを
やることにした。 PCもwin7を新調したことだし、またぞろDAWらしきことを
やってみようと、先日から調整を始めた。
が、なんと、DAWまわりのソフトが64bitに対応していなかった。
肝心な Cusase5 が対応していないのだった。Toolである Band-In-A BOX18も
64bitは動作保証はしてないみたいだ。
 ということで、元のWinXPのPCを使わざるを得ない。が、このマシンのCPUは
DAWをやるには、少々非力だった。Dual Coreの出始めの頃で、その中でも
スペックが低い部類のE2160だ。ではということで、もっとクロックの高い
CPUをnetで調達することにした。無事見つけることができたので、週末には
換装できる予定だ。

 実は、Win7の32bitマシンもノート型は仕事のために購入したのだけども
DAW用のインターフェースが FireWire対応であり、このノート型では
使えないのだった。PCM-CIAカードのFireWireは持っているのだが、今時の
ノートPCはそのスロットがないのでした。

他にも、今風にやろうとすると、私の機材は老朽化していて、MIDI音源である
SC-88などは、もうCH番号が、ソフト側の標準設定に合ってないようで、
修正がとても面倒。
 それでなくても、機能が豊富で複雑になっていて 四苦八苦している。
昔のソフトでも使って、使い方を思い出さなくては、、、、。

金田式電流伝送プリ

2011年07月13日 00時23分58秒 | PC_Audio
 いわゆる第2の人生といわれるものが、身に付き始めた感じがする。
先月、東京で高校時代の同級生数人と会ってきた。卒業以来、初めて
会ったN君は、2年前に早期退職を選んでいた一人だ。
彼いわく、「今でも、月曜から金曜までは、なんとなくソワソワする」そうだ。
 私は元々、会社へは望んで行っている方ではなかったので、それ程でもない。
ただメリハリがないのは、まづい気がしている。
 と、休みに入って二ヶ月が過ぎたが、この間、やったことと言えば、30年分の
MJ誌の整理とJAZZ関係の雑誌、Guitar Magazineの整理だ。
MJ誌は、金田氏の記事を中心にその部分を引きちぎり、他の部分は処分した。
今は、Web上に、球関係の回路は、探せばあるので、手元に置く必要はないと
判断した。Guitar関係は、譜面とか練習方法とか、セミナーみたいな記事を
切り取った。Recording Magazine誌などは、日進月歩の感がすごい雑誌なので、
古いのを読むと、懐かしさと技術の進歩を痛感するだけなので、大半は処分。
 6月中に、雑誌類の整理がついたので、次に取り掛かったのが、Audio系の
整理。まづ、残りの人生(アンプが製作できる)を考えて、もうその必要性も
薄れたものや、使うこともないものを処分することにした。
「捨てるものあれば、拾うものあり」と、Auctionへ出品してみた。
すぐに売れたもの。

・EL-156pp用のステンレス・シャーシ
・それ用の電源トランス MS-450D
・シーメンスのダブル・コーンのスピーカ・ユニット
・Altec 416-8A (これは、かなり悩んだが、予備のためのGAUSSの5831か
 416を処分しないと、保管する場所もいよいよ無くなってきていた。5831は
 人気もないし、ロットも異なるので、以前、Auctionに出したが、売れなかった
 ので、仕方がないので、416の処分となった。これも、416-8B疑惑があり
 昔の416-8A並みの金額では売れないしろものだ)。まあ、格安で入手したので
 格安で手放した。少々、心残り。
・CD-15 : 予想外の値がついて、ビックリ。新品のCDでもトレース・エラーが
     出ていたので、LHH500Rを調達し、もう出番がなくなったいた物だ。
     以前、CD-15を使っている人から、クロックの精度を上げると良くなると
     アドバイスを受けたことがあったので、買い手がつかなければ
     それに挑戦しようと思っていたのだが。今更ながらにCD-15の人気に
     ビックリ。皆さん、クロック・アップをされるのだろうか。

他にも、目下、リストアップしている物としては、
 ・SONYのチャンネル・デバイダ TF-4300F  
     マルチに挑戦したときに、お世話になった。オンケンの小泉氏が
     絶対に改造してはいけない、と言っていたものだ。
     たまに、繋いでみると、確かに入れたからと言って、音が劣化した
    感じはしない。内部を覗いてみたら、SEコンらしきものが見えた。
 ・Softon製 DAC MODEL2
    電圧出力のDACを使い、6DJ8で増幅し、カソード・フォロアーで
    送り出すというDACですが、LHH500Rをトランスポートとして使った
    場合、低域の解像力が、LHH500Rをそのまま使ったときより落ちる感じが
    するため。CDPのトレース・エラーをチェックするのには、重宝するのだが。
 ・JBLのLE85 : もう4Wayに戻すこともなさそうなので。
 
というようなことに時間を費やしていたが、MJ誌の8月号に載った
金田氏の「電流伝送プリアンプ」というのには、興味が湧いた。
電流伝送といえば、SATRI-ICの永井氏を思い出す。
彼は、ずいぶん前から電流伝送をSATRI-ICで実現している。
私も適当な部品で、SATRI-ICを使った EQアンプを作ってみた。
確かに、低域などの音の出方は金田式より良いように感じた。
だけども、SATRI-ICの出力にEQ素子を入れて、それに周波数特性を持たせて
CRイコライザの働きをさせるという方法には、少し違和感を持っていた。
SATRI-ICの出力側に、高インピーダンスのEQ素子をいれると、もろに
ICの電圧安定性が出るように思える。実際にゲインを高く設定しているので、
ドリフトが多い(サーボ回路なしの場合)。
SATRI-ICで、カートリッジの出力を受けて、、その後段に今回のI/V変換の
回路が使えるといいなと、今回の記事を見て 思った。




Windows7のPC

2011年06月15日 00時12分02秒 | PC_Audio
 先日の秋葉原めぐりは、よく考えてみたらオーディオと少しは関係が
ありました。昨今のPCオーディオなるものに、わたしもそれなりに
関心を持っていまして、手持ちのWinXPマシンである Dynabookに
Playerソフトをいろいろインストールして試していました。
MIDIの出始めの頃から、宅録みたいなことはしていたので、
DAWと呼ばれるソフトも、それなりに持っています。
 が、いかんせん、そのプラットフォームとなるDynabookが
さすがに、HDD30GBでは、メモリを1GBに増設してみたものの
苦しい。ということで、できるだけシンプルな構成の
OSだけインストールされているマシンへの買い替えを考えていました。
量販店をリサーチしたところ、それに適うのは、どうもHPのマシン
みたいなので、それを秋葉原で物色。
 仕事の関係で、Officeも2003から2010へアップしなくては
いけないようなので、Home&Businessがプリインストールされて
いた方がいい。で、予算は7万円ということで、探したが
さすがにCPUをi3かi5、OSもproという条件をつけると、物が
ない。店員が寄ってきたので、その条件を伝えるとさすがに
頭をひねっていたが、「予算に合うのは、この手のもの」と
言って持ってきたのが、電源未投入(メーカー補償なし)と
いうもの。訳ありのOUTLETとでもいえるのでしょうか。
それだと、Intel Core i5でWin7pro、Office2010 Home&Business
で7万円を切っていた。でも、Officeは取敢えず、後で安く
買えるかも知れないと思い、同じモデルでOffice2010抜きの
モデルがないかと尋ねると、ありました。5万円弱です。
 ということで、購入。なお、DVD Driveはリードonlyでした。
補償なしというのも気懸かりだったので、shop補償3年を
つけてもらいました。
 で、今日は、Win7のマニュアル本を買ってきて明日から
扱い方の勉強です。


近況

2011年06月13日 01時06分48秒 | PC_Audio

5月の中旬に、仕事を退職することを前提とした休暇に入りました。
これは、昨年の秋には決めていたことなので、別にどうということは
ありません。

 その退職をトリガーにして、なぜかフランスへ行って来ました。
私とフランスは、結びつかないのですが、、、、。
 ま、苦労をかけた「奥様孝行」ということでしょうか。
 パリに6泊とノルマンディー地方に2泊という旅でした。

その期間中、音楽を聴きたいという欲求はありませんでした。
時差ボケによる疲れということもあるとは思います。
 が、殆ど、音楽を意識しなかったように思えて、自分自身
意外でした。

それにしても、昨夜のBlue Note東京でのマイク・スターンと
ランディー・ブレッカーのトランペットはすごかった。
思わず渡辺香津美を思い浮かべた。彼のテクニックとは違っているが、
超絶技巧だった。
マイク・スターンもランディー・ブレッカーも出だしは、スケール練習と
テーマの練習をやっているのかな、と思えるほどのものだった。
このまま演奏するのだったら 帰ろうかと思ったほどだった。

が、やはり一流といわれるMusicianは違った。

最後の30分は怒涛のテクニック披露だった。

出だしから中盤にかけては、イスに腰掛けて演奏していた
ランディー・ブレッカーが立ち上がり、すごいハイノートを出し始めた。
マイクと彼の愛器YamahaのPacificaが炸裂。さすが、Miles Davisに
見出された人だけある。

で、昨日は秋葉原へ出向いたが。Audioとは関係ないような
ところばかり覗いていた。




糸ドライブのターンテーブル その後

2011年05月07日 10時14分45秒 | PC_Audio
 2ヶ月近く居た娘が、昨日、東京へと帰って行った。
東日本の震災以降、我が家は、ある意味賑やかだった。
4月の上旬には、下の娘がBangkokから里帰りしていた。
米国人のGuestも連れて来たので、狭い我が家では、私の部屋も
ベッドルームになってしまった。
 ということで、ゆっくりと音楽を聴く時間も取れなかったが
ようやく、いつもの生活パターンに戻ったというところか。

 さて、懸案の糸ドライブのターンテーブルだが、電源を
作ることにした。本来であれば、モーターがFGモーターなので、
サーボが掛けられるのだが、私の技量ではとても回路も
起こせない。電圧値で回転が決まるモーターらしいので、
とりあえずは、電圧を一定に保つ電源部を作ることにした。
まずは、簡単に三端子Regを使い、出力電圧を少し変える
ことができるようにした。
 なんとか、ドライブはできているが、意外に三端子Regが
熱くなる。電圧は、12Vくらいで33回転になる。
微調整もできる。
 が、やはりこんな簡単な回路では、少々不安定だ。
特に、電源ONのときに、変化する。
この時に、回転を合わせてやると、あとは、金属シートとの
合計で8kgくらいはあるターンテーブルの慣性で、何とか
実用レベルに収まっている。