手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

CONTOURがやって来た

2013年01月11日 00時58分23秒 | スピーカー

 さて、年末年始にかけては、娘二人が帰国、帰省したりしてスピーカーを触る時間がなかった。
20W75をセットした箱からは、かなりいい感じの低音が出るようになっていたが、やっぱり
ツィーターとの繋がりがまだまだの感じだった。クロスオーバー周波数を変えてみるが
なかなかツボを探しきれない。そういうとき、運よくオークションで 本家のDYNAUDIOの
CONTOUR1.8MK2というトールボーイ型のSPを入手することができた。

(写真左側)



いやーー、メーカー製の完成品はやっぱり、まとまった音がする。
ちょい置きで、かなりの低音が出た。というか低音が出過ぎた。付属のスパイクを使いケヤキの
木片の上に乗せるといい感じになった。
音はというと、ありきたりだが、クラッシックはまとまった音場が後方に形成されていい感じ。
Pops系は、どうもVocalも楽器も同列の音が出る。「ひこうき雲」などを聴くと荒井由美の声が
少々ヒステリックに響く。

この状態で、右側の試行錯誤中のユニット群の音を聴くと、こちらの方が 私には良く聴こえる。
何が良いかというと

(1)低音が重くなくズーーーンと伸びる。
(2)中域に暫定的に使っているJBLのLE85のせいか、VocalやJAZZピアノの音が前方に展開する。
   なので、私には好ましい。「ひこうき雲」や「大瀧詠一」系の音も、Vocalが周りの溢れんばかりの音に
  埋もれることなく、ちゃんと浮き上がる。
(3)Jazzピアノも、予想以上に前面に展開する。

ただ、低域と高域のユニットは新しい技術が投入されたものだが、LE85は30年以上も前の製品だ。
かなり音の性格が違う。なので 今は、中域をどうするかで迷っている。

同系列の音と思われるScan Speaksなどの新しいタイプのミッド・ウーファーを導入すべきか、
広い帯域のフルレンジと組み合わせるのがいいのか。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。