タイトルに合わせた写真。
SPシステム見直し(ダウンサイジング)の最初の作業がこれだ。
30年ほど使ってきた箱を三分の二の大きさにするために、電動ノコと手引きノコで
切断した写真だ。一生モノのつもりで作ったものなので、少しばかり感慨があった。
この後、バッフル板、裏板などの加工に3日ほどかかった。素人の加工なので、電動ノコの
歯の厚みの計算をミスしたりで、予想以上に隙間ができたりして手間取った。
低音の出方がどう変わるかは気になったが、これはもう結果に任せるしかなかった。
中音にj375、高音に077と、いつもの組み合わせで音出しをすると、以前より、
ウーファー(TAD1601)の位置が下がったせいか、低音がこもり歯切れが悪くなった。
ということで、端材を使い、ゲタを作り床から18cmほど持ち上げる(これまでは5cm)。
それでも、以前のような低音ではない。何んと言えばいいのか、スッと前へ音が
出てこないとでも言えばいいだろうか。最近のJJazz、例えば、「FourPlay」とか
「マーカス・ミラー」のベースなどが床を伝わってこない。ドスッというバス・ドラの音の
ドというところが鈍い。ということで、ウーファーをFoが少し高い GAUSSの5831に
替えてみた。こちらの方が、重たい低音は出ないが、抜けがいい感じだ。
ということで、少々、音には不満は残るが、一応30%のスリム化は達成された。
もう一つ今回のテーマであった、高域部分のユニットが聴取位置で耳の高さ位に来ること
というのも達成された。そして、これまでは、殆どSPの背中側の窓からの光は
入ってきてなかったのが、窓ガラスの底辺部分までSPが下がってきたので
入って来るようになった。部屋が明るくなった。
昔はこうだった。
随分、物が増えてしまった。