手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

SPシステムのダウンサイジング その2

2012年11月05日 23時17分28秒 | スピーカー

 

 タイトルに合わせた写真。

SPシステム見直し(ダウンサイジング)の最初の作業がこれだ。

30年ほど使ってきた箱を三分の二の大きさにするために、電動ノコと手引きノコで

切断した写真だ。一生モノのつもりで作ったものなので、少しばかり感慨があった。

この後、バッフル板、裏板などの加工に3日ほどかかった。素人の加工なので、電動ノコの

歯の厚みの計算をミスしたりで、予想以上に隙間ができたりして手間取った。

低音の出方がどう変わるかは気になったが、これはもう結果に任せるしかなかった。

中音にj375、高音に077と、いつもの組み合わせで音出しをすると、以前より、

ウーファー(TAD1601)の位置が下がったせいか、低音がこもり歯切れが悪くなった。

ということで、端材を使い、ゲタを作り床から18cmほど持ち上げる(これまでは5cm)。

それでも、以前のような低音ではない。何んと言えばいいのか、スッと前へ音が

出てこないとでも言えばいいだろうか。最近のJJazz、例えば、「FourPlay」とか

「マーカス・ミラー」のベースなどが床を伝わってこない。ドスッというバス・ドラの音の

ドというところが鈍い。ということで、ウーファーをFoが少し高い GAUSSの5831に

替えてみた。こちらの方が、重たい低音は出ないが、抜けがいい感じだ。

 ということで、少々、音には不満は残るが、一応30%のスリム化は達成された。

もう一つ今回のテーマであった、高域部分のユニットが聴取位置で耳の高さ位に来ること

というのも達成された。そして、これまでは、殆どSPの背中側の窓からの光は

入ってきてなかったのが、窓ガラスの底辺部分までSPが下がってきたので

入って来るようになった。部屋が明るくなった。

昔はこうだった。

随分、物が増えてしまった。

 

 

 


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