手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

All WE球 DCプリ顛末 その2

2009年11月30日 23時34分20秒 | PC_Audio

2006/11/17

さて一応、WE球によるEQアンプもなんとか、まとまってきた
と思えるところまできました。が、ここで初段を両chともEF86に
したときのノイズの具合を知りたくて、7Pソケットを外し
9Pに換えてみました。すんなり行くと思っていたら、ノイズが
意外に減りません。ハム成分が目立ちます。どうやら初段の
ノイズが減った分、相対的にFA部のハムが目立つように
なったみたいです。FA部の入力をアースに落としても
ハム音が残っています。SRPPからEC801+12AU7の差動のFA部に
換えたときには全くハム音が聴こえなかったので、いろいろいじって
いるうちに配線の取り回しも変わったし、またWE407Aが雑音を
発生しているのではと思い、いろいろ手直ししてみましたが、殆ど変化なし。
 そうなると電源部が怪しいと思い、回路を見直してみると
+側が合計2,400μ+5mHのチョーク+1,200μなのに比べて
-側は、2,400μしかありません。作動回路のマイナス電源は重要だというのを
HPで読んだことがあったので、ここにテコ入れをしてみました。
手元にあった800μを追加。でも、大した効果はなし。では、
伝統的な球アンプの手法であるデカップリング抵抗1.5Kを入れて
みました。これは効果あり。ただし、電源電圧が下がるのと
金田式の思想に反するので、マイナス側にもチョークを入れてみました。
これは、正に効果覿面です。ピタリと収まりました。


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