手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156を使ったアンプ その13

2019年02月21日 01時30分28秒 | 真空管アンプ


  もう10数年も眠っているWE403Aと403Bを生かすという意味も込めてEL156の初段に使ってみることにした。
考えてみると、この球は「金田式真空管DCプリアンプ」で試作しただけでお蔵入りになっていた。原因は残留ノイズだった。音は良かった、というか今まで聴いたことのないような音が出たのだが、、、。

 Web上で「WE403Aは音が前に出てくる」という記事を見たことがあるので、それを期待してやることにした。

あらためて WE403Aの規格表を眺めてみると、EF86などとは明らかに違う球のようだ。
動作例をみると、プレート電圧120Vの場合、カソード電流は10mAとなっている。
 なんというか外観とは違いパワフルだ。

回路としてはWE403Aの五結で、そのままEL156をドライブするのは、苦しいので
間にカソード・フォローワーを入れることにした。

とりあえず、12AU7系の球を使うことにした。実は、12AU7系の球はあまり使う機会がなくて国産の古いのしか在庫がなかった。取りあえず東芝の球を使うことにした。
これでうまく行けば、眠っていたE80CCに登場してもらおうと思っている。

 ということで、2時間ほどで片方のアンプは配線の変更は終了した。時間は0時を回った。
電源をONにすると、少々、設計値と違う電圧が出たので、修正。

音を出してみる。特に気になることはない。NFBを掛けていないので、かなりゲインが高い。
左chに設定して、音を出してみた。
 音量が低いので、正確なことは言えないが、「問題なし」だ。

 明日の音出しが楽しみだ。


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