手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

6384ppの音

2014年11月12日 01時49分25秒 | 真空管アンプ


 6384の音は、かなり個性的なのだろうか。


全体の音がこのアンプに支配されてしまっている感じがする。
高域がまだちょっと かすれた感じがする。低域は出過ぎている
感じもしなくはない。とは言っても マルチCH方式の 中高音を受け持って
いるのに、低音が盛大に出るようになった。

久しぶりにCDで 山本 剛の「Misty]を聴いてみる。
以前のように ウーファのBOXが220L のときのように 床を音が
伝わる雰囲気は出ないが、左右の手の動きによる 細かい音は 
ちゃんと再現してくれる。和音の余韻が揺れるところなども
ちゃんと出る。

カラヤン指揮によるウィーン・フィルの「新世界より」の導入部の 弦と管の
音もなかなかいい感じで出てる。
ライン・アンプを 2SK117(2個だけ)のソース・フォロアから C3mに
変えると ぐっと落ち着いた音になった。

 6384という球の音は、いまもって良くわからない。管球王国のNo.5に
是枝氏が発表されたときから、追っかけをやっているが いまだに
使いきれていない。

今回、手持ちのBendixのうちの1本が プレートが赤熱する状態になり、
どうも昇天したようだ。これで手持ちのストックも無くなった。

こういうあまり使用例がない球はむづかしい。
EL-12のように 素直な音が期待できるアンプを キチンと作ったほうが
いいのかも知れない。


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