手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156pp 試聴記

2021年10月19日 13時23分31秒 | 真空管アンプ

EL156ppの音

今回の簡易なデバイダーを使ってEL156ppを中低音として音出しをしてみた。
使った音源は全てCD。
1、オーケストラ スメタナの「わが祖国」

2、弦楽四重奏 スメタナ・カルテット演奏のベートーベンの No.15

3.Jazz Piano  ビル・エバンスの「Waltz for Debby」

4.Pops ノラ・ジョーンズのデビュー・アルバム

全体に悪くはないのだが、音のコントラストというか切れが感じられない。
「わが祖国」でいうとホールの後方の席、2階の前方で聴いてる感じだ。
「Waltz for Debby」も少しザワつく 夜のライブハウスの臨場感をあまり感じられない。

常用の6384ppで同じ曲を聴いてみた。
「わが祖国」の出だしのハープがちゃんとステージ中央にあるのがわかる。
というか、1階客席の前方で聴いている感じだ。
4曲全てが、臨場感という面からはEL156ppよりも良い。
ただし、これは私の好みも関係しているとは思う。
それと、EL156はスクリーン・グリッドの扱いがむづかしいと以前、ベテランの人から聴いたことがある。
「EL156はプレート電圧は600Vくらまで掛けることができるが、スクリーン・グリッドはせいぜい400Vくらいが上限だろう。そうなると抵抗を使って電圧を下げることになるが、
その際に普通なにがしかのコンデンサーをスクリーン・グリッドとアース間にいれるが、このときのコンデンサーの容量をどれくらいにするかで音が変わる」と。

じっくりと追い込むのが正解でしょうが、もう気力が続かないなあ、、、。

 


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