手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

A Long Vacation に想う。 

2014年01月21日 01時30分45秒 | Music


 大瀧さんのレコード(含む 「ハッピイエンド」)は、メジャーなものは、私としては
意外に持っていた。
Naiagaraシリーズは、あまりにマニアック過ぎてついて行かなかったので、5枚くらいしか
持っていないかな。

今どきは、YouTubeを探すとラジオでの放送の対談などが聴けるので このところ毎晩の
ように聴いている。おかげで寝るのが3時前になったりしている。
便利な世の中になったものだ。1985年の国立競技場でのライブまで観れて感激した。
司会が吉田拓郎だったことは初めて知った。

ということで、手元にある書き物を眺めてみたら(買っておきながら録に読んでいなかった)、
「A Long Vacation] のCDというのは、日本で初めて市販されたCDの第1号だったみたいな
ことが書いてあって驚いた(Popsに限定してのことなのかは定かではない)。
CBSの所属していたから、そういうことになったのかも知れない。
 そういう意味では大瀧さんならではこその選抜だったのかも知れない。
彼いわく、その音は、絶望的だったようだ。
それで30周年 Editon (発売は 2011年3月21日)が出されることになったようだ。



そして、この「レコードコレクターズ増刊号 大瀧詠一 Talk About Niagara 」と銘打った増刊号で
その間のいきさつを話している。
彼の弟子的、存在の山下達郎も ラジオや雑誌で語っているが、アナログからデジタルに変わっている
ときに、相当、音づくりに苦労したようだ。

変な話、レベルが違うが、私も25年ほど前に、自宅にアンプ持ち込んで、夜中に比較的防音の聴いた
台所で DR-110とSONYのTC9400(だったか?)を使ってピンポンによる 多重録音をしたものだ。
そのオープンリールのTAPEはもう残ってないが、それをダビングした カセットTAPEの音が
意外に雰囲気が良くて残っていて ビックリしている。
先日、その音をCUBASEに録り込んで再生してみたら音のスペクトラムは 10kHzくらいまでしか
録れてないのに、ギターやベースの音とか生々しくて驚いた。

で、この増刊号のなかで、大瀧さんが言っていることから推測すると この1,500円だった
1991年発売のCD選書シリーズは どうも音が良さそうだと思われた。

 デジタル・マスタリングと呼ばれたLPレコードを持っていたので、まあ 車で聴くのに買っておこう
くらいの気持ちで買っておいたものだった。



そもそも、このレコードは、実に再生するのがむづかしかった。音数が多くて、あまりいい録音とは
思えなかった(特にJBLのホーンシステムでは、うまく再生できなかった)。
最近はSPユニットを替えたので 少しは良くなっていたけども。

が、この1,500円のチープなCDを 先日、聴いてみて驚いた。いい音か というと解らない。
が、クリアで分離がよくて 「おオーっと」思った。
Beatlesの Let It Be の アナログ盤とCDのリマスター盤の違いのようだった。



となると、この「A Long Vacation 」の 30周年Editionと 「Each Time」の20周年Editionを
手に入れなければと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。