こんにちは
今回は邦人アーティストです。
独特な詩と音楽で他と一線を画しています。
佐井 好子 / 胎児の夢
本当に独特な世界です。
詩と歌もいいのですが、アレンジも素晴らしいのです。
童謡的な怖さとでも言ったらいいのかなぁ。
そんな独特な世界をルパン三世の曲を担当している大野なんとか言う人がアレンジをしてます。
ストリングアレンジがいいんだよね。
晩秋の夕方、日がくれた後の暗さを思い出します。
あの言いようのない、寂しさと暗さ、せつなさ、がひしひしと伝わってきます。
へたに詩が分かってしまう分、よけい暗さが伝わります。
多少、わざとらしさを感じる部分もあるけど、(結構ねらってるような歌詞)言いようのない寂しさは他のアーティストでは感じることが出来ないと思うよ。
本人の描いてるジャケットもいいんだよね。
自分で描いてるだけあって、アルバムの内容がそのまま絵に表されていて見事な統一感を感じます。
何度も聴いているとふとしたときに
「たーとえばー青いガラス玉~」
とか、思わず口ずさんでしまったりして、結構印象は強烈だし、心に残ってるんだなー、って思います。
ある意味、今回が一番暗いかもなー。
これは、ちょっと怖いですね。暗いのを通り越しちゃった感じで、7分ほどが長く感じました。ただこの曲では終盤のピアノが初期クリムゾンぽくて、思わず聴いてしまいましたよ。
例によってYouTubeですが、これ( http://www.youtube.com/watch?v=ehiVVf_OBEU&feature=player_detailpage )が印象的でした。すごく昭和初期って雰囲気ですよね。日本にも凄い人が居たんだなあって思います。きっとまた佐井さんみたいな本格派が尊ばれる時代が来るでしょうね。
ぼくのブログですが、物欲系なのでご紹介は控えます。音楽ブログも書いてみたいとは思うんですが、すごく難しくて、躊躇してます。
佐井好子さんはなにか凄いものを感じます。
ポチはなんといっても「青いガラス玉」が好きです。
http://youtu.be/WFnwx1kAvQE
コージさんのブログ見たかったんでちょっと残念です。
またよろしくお願いします。