老態自己観察メモ

2017年12月5日現在73歳、日々変わりゆく自分。
その目線には変わりゆく世界、その変化を日記として記録する。

今年2018年は明治維新1868年から150年目・・・

2018-01-08 23:22:18 | 老態観察

今年2018年は明治維新1868年から150年がたつ。
その年、日本の総人口は3,480万人、1,900年は4,384万人
1億を超えたのは明治改元から99年後の1,967年
140年後となる2008年に1億2808万人のピークを迎えた。
今年2018年の総人口は概算値は1億2,670万人(推定)・・・
どうなる我が国日本、我々は何をすれば良いのだろうか?

毎日新聞2018年1月5日朝刊《余禄》を複写する。
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「去年より金銀の流通あしく、諸商売甚(はなは)だうすし。
質屋休み多し。……人心安からず」。
慶応4(1868)年正月の江戸風景で、その7月に東京へ改称、
9月に明治改元となる。

▲江戸庶民が不安げに迎えた明治維新から150年がたつ。
改元4年後の調査では、当時の日本の人口は約3480万人という。
ちなみに18世紀以降の江戸時代は人口3000万人の大台を上下する。
長きにわたる人口停滞社会だった
▲明治に始まる日本の近代と工業化の歩みはそのまま人口増の歴史である。
1900年には4384万人、1億を超えたのは明治改元から99年後の1967年、
同じく140年後となる2008年の1億2808万人がピークとなった
▲それから10年、人口減少時代の未来を探る「縮む日本の先に」が
明治維新150年の小紙の大型企画となった。
明治の先人は西欧文明の衝撃によって新時代の扉を開いたが、
人口減少の衝撃から未知の時代へ立ち向かう現代日本人だ。
▲思えば19世紀の西欧文明に適応しながら、対外拡張で破局を招いた
150年の前半だった。
後半は米国主導の20世紀文明に適応して経済大国化を果たしたが、
今は拡張や成長を突き動かした人口増が過去のものとなった21世紀である。

▲司馬遼太郎(しば・りょうたろう)さんの小説「坂の上の雲」は明治の健全な
ナショナリズムを描いた代表作だった。
だが今、人口のピークを越えた私たちが目ざすべき文明は坂の上の空にはない。
試されるのは、内なる成熟から未来を開く大いなる知恵である。
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スモール日本、スモール社会(政治・経済)、スモール暮らし・・・

●2017年6月3日号「週刊現代」記事を引用すると・・・
あと33年後の現実「人口8000万人の国」4000万人減るとは・・・何が起こる?
街がまるごと死んでいく、地方には就職先もない、人口の4割が65歳以上、
タワーマンションもスラム化、子供は増えない等々
●人口増加時代で生きて来た我々には未体験の社会が到来、
このまま「今の場所で快適に暮らす」ことが出来るのだろうか?
マスコミは騒ぎ捲る「財政破綻自治体、限界集落、限界自治会、家族崩壊」・・・・
一方では暮らし方の多様化、新しい住まい方のトライも方々で始まっている様だ。

◆最近、身近になったかに見える【AI】は如何に暮らしを変えてくれるのか?


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